2004-04-09  差し歯入りました

数週間前からお話していた差し歯治療の続報です。本日ついに差し歯が入りました。さきほど差し歯の入った口元を撮影したので公開します。「――そんなもの見たくないわよ」とおっしゃる人がいるかもしれませんが,そんなの知りません(ふめい)。私は素敵に身勝手なのです。

2004年時

<画像の説明>差し歯入りの私の口元です。ニコっと作り笑いするとこれくらい歯が見えます。画像にするとどの歯が差し歯なのか良く分からないかもしれません。じつはカメラ,ディスプレイを通じて物のありのままの質感や色を撮影・再現するのは非常に難しく,情報が欠落してしまうから差し歯がどの歯なのか分からなくなるのです。実物の歯を肉眼で見るとやっぱり人工物だと分かります。私はイジワルなのでどの歯が差し歯なのか,あえて説明しません。

【追記 13 APR 2004】 余談だがレンブラント薬用歯磨きで歯の色調を維持してます。この歯磨き粉の話は 「2003-11-09 レンブラント薬用歯磨き買いました」にあります。

「審美」に翻弄された私

私はなぜ「差し歯,差し歯」と大騒ぎしているのでしょうか。それを理解するには私の口元工事の歴史を知らなければなりません(といいながら今日はその歴史とやらをあまり詳しくお話しません)。早い話,元がアレすぎて(毒),審美的に満足できる段階にまで治療を進めるのがなかなか大変だったのです。

私の口元は矯正歯科,外科(骨格修正),審美歯科の治療を通して現在に至るのだが,治療を開始したのが1997年の1月です。今は2004年4月ですから,7年間以上も治療期間に費やしてしまったのです。もっとも治療する前からそれくらいの時間は掛かるだろうと覚悟しておりましたし,(21世紀の)現代人として最低限の社会性を獲得するためには,避けられない投資だと考えていました。ですから審美歯科治療がひとだんらく済んで,全体の治療の9割が終わり(まだ1割は残っています)ホッとしているのです。

1998年時

<画像の説明>1998年当時の私の口元です。矯正治療が始まり1年くらい経過しています。元は絶望的に「ぐっちゃんぐっちゃん」だったのです。私は元ラジオ少年であり,ラジオ少年の口元が「ぐっちゃんぐっちゃん」なのは別に珍しいことではありません。しかし私の審美眼と価値観は決してそれを許さなかったのです。

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