2006-07-23  市内某公園―おさかん娘の巣―

早朝,市内某おさかんスポットを調査してきました。

市内某公園では,虹色業界人たちが交渉成立後にどこかへ行って,また帰ってくるという光景が散見されます。一体,どこへ行っているのでしょうか。そしてその場所では,何が行われているのでしょうか。某公園に一度でも行ったことがある人なら,疑問に思ったはずです。就中,初心者であれば「この公園って死角がまったくない。仮にデキたとして,それからどうすればいいわけ?」と困るはずです。

じつは某公園の周辺には,常連たちだけが知っている穴場があるのです。私はその場所をおさかん娘の巣と呼んでいます。今日はそのひとつを撮影してきました。どんな場所なのかご紹介しましょう。

全景 入り口

<画像の説明>おさかん娘の巣は雑居ビルの谷間にあります。入り口は何の変哲もない光景ですが,中はどうなっているのでしょうか。中に入ってみましょう。【注意】他人の敷地内に,むやみに足を踏み入れると法的にまずいことがあります。真似しないでください。

ビルの谷間

<画像の説明>ビルとビルとの間には砂利が敷かれており,歩くたびにかなり大きな音がします。行き止まりまで進んだら左を向いてみましょう。

ちょっとした空間 ばい菌の培養の残骸

<画像の説明>ちょっとした空間が現れます。広さは10畳ほどです。周囲に照明がないので夜間は真っ暗です。今朝までばい菌を培養していたのか,真新しいゴミが残されていました。今年はこの場所で何人の感染者が発生するのでしょうか。大変,恐ろしいことです。

上空の様子

<画像の説明>見上げてみるとまさにビルの谷間です。周囲からは死角になっているのです。

今日は都市に潜む秘境を紹介しました。勘違いしてほしくないのですが,この場所に入り込んで,おさかん行為に励むことを勧めているのではありません。むしろ勝手に入ってはいけませんし,辺りを汚して帰るなんて以ての外です。

私は調査員なので,現代のおさんぽ文化を記録して後世に伝える義務があります(どこにそんな義務があるのかどうかはさておき)。あくまで資料を作るために撮影に挑んだのです。内容はともあれこれは郷土研究の一種なのです。

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