1997-12-29 肌色のおもひで
“最近の出来事1997”もそろそろ終わりですね.今日は、今年の出来事を振り返ってみようと思います.全般的には、毎日がとっても充実していました.ぼくにしてみれば、これは当たり前のことなんですけどね.ワタクシ、自分で選択したことを後悔した経験がありません.どういう意味かというと、何か辛いことがあっても、時間が経てばそれをいい思い出にできるタイプの人間だってことです.いいでしょ.
シミ・ソバカスのない肌に
とにかく紫外線対策に苦労しました.
毎朝、お顔に乳液タイプの日焼け止めを塗ってから学校へ行ったんだけど、手際よく塗れるようになるまで時間がかかりました.朝の紫外線対策に時間をとられて、1コマ目の講義を遅刻してしまったことも何度かあったほどです.ぼくは遅刻したことをなんとも思っていません.オゾンホールが云々と叫ばれている昨今、朝の紫外線対策を疎かにすることは、とても愚かしいことだと思います.積極的に日に焼くなんていうのは論外ですね.
苦労の甲斐もあって、今年の夏は紫外線によるお肌のダメージを相当緩和できたと思います.これからも素肌を健やかに保つためには、努力を惜しみません.来年は日傘デビューに挑戦です.
(などと、真面目に語ってしまう自分が悲しい)
イイ子でいられたかな
これはちょっと自信ないです.
イイ人に逢えたかな
ちょっとどころじゃなくて、ぜんぜんダメでした.イケてない人、ダメな人、二度と会いたくない人、しつこい人、待ち伏せしている人との出会いと再会は、多かったけどね.ん、でも、敵の数と同じだけ味方もできたから、よしとしましょう.
1997-12-25 わたしの極悪HTML入門
極悪HTML研究所の調査によると、巷ではだれにでも作れる極悪ホームページというノリのムックが多数発刊されているとのこと.それら情報誌の影響でしょう.一般人のWebには、HTMLの俗語がふんだんに盛り込まれています.今日は、そのHTMLの俗語の中で、最近よく見かけるものについて語ります.
最初に断っておきますと、ぼくは、俗語を否定するつもりはありません.知っていて使っているのなら、なんの問題もないわけだし、ちょっと前に流行っていた女子高生コトバと似たようなものです.
<P>
…段落と空白は無関係
<P>
は行間を空けるタグではありません.<P>
の“P”ってなんだか分かりますか.おそらく英語でparagraphという意味です.行間を空けるなんて意味じゃないでしょう.文章のパラグラフとなる個所を、<P>
と</P>
で囲むんですよ.
<TABLE>
…なんでも表にする愚かさ
<TABLE>
は、表をマークアップするタグであってレイアウトの意味はありません.<TABLE>
をレイアウトに使うタグだと思い込んでいる人が、大勢いるようですね.たしかに<TABLE>
を使うと、部分的に背景を付けることもできるし、きれいにレイアウトできたように見えます.でも、それに表としての意味はあるのでしょうか.
<A HREF="url" TARGET="new">
ってなんだ
TARGET="new"
は何を目的としているのか、ぼくはとても気になります.
たぶん、「newという名前のウィンドウに、リンク先を表示する.newという名前のウィンドウが見つからないときは、新規にウィンドウを開く.」という意味だと思います.でもこの意図とは別に、一般のウィンドウ(無名のウィンドウ)を新規に開くという意味もあるらしいのです.とくにリンク集のページで、この表現をたまに見かけます.リンク集なのに、リンク先を複数のウィンドウで開くことができません.とても不便です.
一般のウィンドウを新規に開くときは、TARGET="_blank"
が正しいと思うんですが、TARGET="new"
という言い方もするんでしょうか._(アンダースコア)は、慣習としてシステム内部の動作で使うものだから、TARGET="_blank"
は理に叶っていると思うんですけど.
ウィンドウ・サイズを×××ピクセルに合わせてご覧ください
HTMLとは関係ありませんが、とくに目に余るのがこれです.読み物が主体のページは、1行が全角40文字程度となるようにウィンドウ・サイズを合わせておくのが常識だと、ぼくは思います.まさかこのページを見ている人の中で、ウィンドウのサイズを1024×768にしている、なんて人はいないよね.
1997-12-22 蝶々婦人になれるかな
最近の夢の話です.場面はたぶん中学校.英語のテストが終わった後らしくて、先生がゴチャゴチャお説教していました.そのとき、ぼくは突然立ち上がって熱烈に語り始めたんです.
「足りない点数はお金でなんとかします.お金があれば世の中どうにでもなります.ぼくはお金で割り切れる子です.」
なんだそうです.いやいや、危険な発言ですね.先生はビックリした顔をしていました.
前回のオラオラ暴力事件といい、ぼくって夢の中では豪華なご婦人のようですね.それはいつか覚醒して、実行に移す時が来るんでしょうか.楽しみですね.
1997-12-17 Lispに片思い
図書館でLisp(COMMON Lisp)と、Mathematicaの入門書を借りてきました.冬休み中にお勉強しておこうと思ってね.Lispも知らないのに「コンピュータの勉強してます(してました).」だなんて人前で言うのは恥ずかしいし、Mathematicaは、ぼくにある数学の悪いイメージを払拭してくれる気がします.
Lispの概念をうまく吸収することができれば、ALGOL系言語(PASCALやCのことだと思ってください)の実装の幅も広がります.リソースをたくさん使うという理由で、一般に毛嫌いされている再帰処理構造にも、肯定的な見方ができるようになるはずです.
今の流行は、PerlとかJavaらしいですね.両方とも実用的なものだとは分かっているけど、ワタクシ、どうしても流行ものに取り組む気にはなれません.流行ものは、所詮流行ものです.
1997-12-16 やりたい放題したい放題
冬休みに入りました.これから1か月の間、深夜の活動やら外泊もしたい放題.それを実行に移すかは別ですけど.とりあえず、明日は昼間からデパートへ行ってきます.といっても、お金はないからただ見るだけなんだけどね.(金くれ病が再発しそうないやな予感)
1997-12-06 愛のハガキ爆弾
まだ時期が早い気もするけど、みなさん年賀状は書きましたか.ぼくは、まだ年賀葉書の手配すらしていないです.毎年思うことだけど、面倒くさいんだよね.
ここ数年のぼくの年賀状は、熱転写プリンタ(最近のじゃなくて7年くらい前のプリンタ)のカラーリボンで印刷しただけの年賀状っす.過去に、プリントゴッコを導入したこともあったけど、まだ一回しか使ってません.あれって、原版を作るのがけっこうな作業だし、ちょっと(15枚くらいとか)刷るくらいじゃインクが余っちゃうから、ついつい大量に印刷したくなるんだよね.そういえば、さほど親しくもない人から届く年賀状って、たいていプリントゴッコだったりして.
それから、年賀状を書き始める時期だけど、年が明ける前に書き終えたことは一度もなくて、いつも元旦をすぎてから書き始めます.1月10日とか、年賀状のシーズンも終わりに近づいた頃に、ぼくのキケンな年賀状は届くわけです.年賀状を受け取った人が言うには、忘れた頃にやってくるハガキ爆弾なんだそうです.危ないから、親には見せられないんだって.(オイ)
ハガキ爆弾とは、けっこうな誉め言葉ですな.
1997-12-03 いっぱん人を極めたい
インターネット時代の数学という本(3,990 YEN)をゲットしました.
共立出版株式会社のbitっていう雑誌を知っていますか.bitは、コンピュータの学術的なことを扱っている雑誌なんだけど、本質を追求しているという意味では、コンピュータ哲学の匂いがする雑誌です.
先月、bitの別冊でインターネット時代の数学っていう本が出版されました.K村さんは、この本を図書館でチェックしたらしくて、彼の話によれば「なかなか面白かった」そうです.ぼくも図書館で眺めてみたんだけど、読みやすくてなかなかイケてました.それに、扱っている内容は、知らないと恥ずかしい事柄=いわゆる常識ばかりです.早速、学校の帰りに本屋さんで買ってしまいました.(ついでに、TRONWARE VOL.47,48も買っちゃった)
これで、また少しだけいっぱん人に近づけそうです.(遠ざかっていたら悲しい)