2000-01-30  ねえ 何かないのかって こっちが街にききたくなる (by Hitomi)

最近,面白い Web が見つからなくて難儀してます。ここ 2~3年で Web の品質はかなり悪くなったと思うんですよ。いちばん困ることは,半年足らずでページを閉めちゃう人が多すぎること。おかげで大手リンク集サイトは,デッドリンクばかりでほとんど役に立ちません。「登録」だけじゃなくて,「閉鎖」の手続きもちゃんとしてね。

それにどうでもいいページほど,リンク数(他の Web からリンクされている数)だけは多いんだよね。これって単純に作者が図々しいからなんでしょうね。リンク数を増やすだけ増やしておいて,1年ないし半年後には閉鎖。そんなことが繰り返されているものだから,デッドリンクの数は増す一方です。もうなんとかして。

面白いページ,知っている人がいたらこっそりおしえてくださいな。

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2000-01-29  素人大学生隠し撮りシリーズ復活?

area MURONO には,過去に「素人大学生隠し撮り」という悪魔のような企画がありました。一部の人には大好評だったみたいなのですが,この企画は数回で消滅してしまいました。止めた理由は,やはり人道的に問題があったのと,撮影するのが難しすぎたからです(本当の理由は,ヨコ漏れガードに引っ掛かってしまったから)。

それはさておき,先ほど画像ファイルを整理していたら,その懐かしいファイルを発見。いやはや,よくもまあ隠し撮りしたものです。若気の至りとはいえ怖いですね。

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2000-01-29  ポートスキャン入門

近頃インターネット上でのイタズラがちょっとした流行りです。特に中央省庁のサーバが荒らされるという一連の事件は,社会に大きな影響を齎(もたら)しています。NHKのニュースによると,事件の発端はサーバに特殊な信号が発せられたことだったそうです。「特殊な信号」の正体がとても気になりますよね。そこで私も「特殊な信号」を発するプログラムに挑戦してみました*1

開発ツールには,「最近の出来事 Microsoft Visual J++ 6.0 導入前夜 #1998-1012-01」でもお話したMicrosoft Visual J++ 6.0を使ってみました。マイクロソフト製開発ツールの良いところは,この手のコードを目玉焼きや卵焼きを料理するくらいの手間で作ることができるということです(拍子抜けするくらい簡単だという意味)。

開発風景
import java.net.Socket;
import java.io.IOException;

public class PortScanner implements Runnable {
    String hostname = "127.0.0.1";
    int interval = 0;
    int startPort;
    int endPort;
    Thread myThread;

    public PortScanner(int start, int end) {
        startPort = start;
        endPort = end;
        myThread = new Thread(this);
    }

    public PortScanner(String hostname, int start, int end) {
        this(start, end);
        this.hostname = hostname;
    }

    public PortScanner(String hostname, int start, int end, int interval) {
        this(hostname, start, end);
        this.interval = interval;
    }

    public void start() {
        myThread.start();
    }

    public void stop() {
        myThread.stop();
    }

    public void run() {
        ////
        // この try ブロック,もうちょっとキレイにならないもんかな
        ////
        try {
            for (int port = startPort; port <= endPort; port ++) {
                System.out.print(port +"...");
                try {
                    Socket s = new Socket(hostname, port);
                    System.out.println("...OK");
                } catch (IOException e) {
                    System.out.println("NG");
                }
                Thread.sleep(interval);
            }
        } catch (InterruptedException e) {}
        System.out.println("done.");
    }

    public static void main(String[] args) {
        int interval = 0;
        int start = 0;
        int end = 1024;
        String hostname = "127.0.0.1";

        switch (args.length) {
            case 4:
                interval = Integer.parseInt(args[3]);
            case 3:
                start = Integer.parseInt(args[1]);
                end = Integer.parseInt(args[2]);
            case 1:
                hostname = args[0];
            case 0:
            default:
        }

        System.out.println("target = " +hostname);
        System.out.println("start = " +start);
        System.out.println("end = " +end);
        System.out.println("interval = " +interval +"msec");

        System.out.println();
        System.out.println("Scanning...");

        PortScanner ps;
        ps = new PortScanner(hostname, start, end, interval);
        ps.start();
    }
}

さて,それなりに仕上がったので早速使ってみましょう。私のコンピュータの75番から84番ポートを調べてみます。注意しておきますが,ヨソのサーバホストに特殊な信号を発してはいけませんよ。自称ネットワークの偉い人に怒られます。

実行画面

実行結果を見ると80番ポートに陽性反応が出ました。80番ポートは,Webサーバ(HTTPデーモン)の暗黙のポート番号です。つまりポートスキャナは,ローカルに立ち上げているWebサーバを検出したということです。ちなみに検出したからといって,この先どうなるわけでもありません。私もよく知らない(ことにしておく)のですが,はっかーたちは探し当てたポートがどのようなプロトコルを受け付けるのか,引き続き調べていくそうですよ。

プロトコルの挙動を調べるといえばTelnetです。次はTelnetクライアントの製作に挑戦しましょう。

*1 断っておきますが,私は「はっかー」でも「くらっかー」でも「おかき」でもありません。また私の友人にそのような趣味の悪い人は一人もいません。

»固定リンク »420.言語と実装

2000-01-29  ご入学おめでとうございます

桜のつぼみが,ふくらみを増す今日この頃ですが,皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。

さて,あか○げ君,いよいよ1年生ですね。ほんとうにおめでとうございます。一歩一歩社会へ向かって踏み出して行く実感のお喜びも,またひとしおと存じます。これからは,幼稚園とはまた少し違った集団生活の場で,勉強が始まるわけですから,日一日とたくましく成長されることと思います。

明るく元気なあ○ひげ君ですから,きっとクラスの人気者でしょうね。また,ガバ小学校は,市内の小学校の中でも,しっかりした教育方針を持つ学校と伺っています。何かとお気遣いの多いことと存じますが,十分ご自愛くださいますように。別便で,心ばかりのお祝いの品をお送りしましたので,お受取りください。

まずは,とり急ぎお祝いまで。

追伸。この文章は Microsoft Word 98 の文例テンプレートで作成しました。お祝い品はイルカが勝手に約束したものです。ワタシは知りません。

2000年1月29日 ユミより

»固定リンク »530.公開メール

2000-01-28  予告

しばらくお休みしていた yumi-ii/yuminet は近日更新予定です。また yumi-ii/yuminet からリンクしていただけるページも募集中。あなたも YUMIちゃん,AYAちゃんのみえないオトモダチになりませんか?

»固定リンク »800.サイト広報室

2000-01-28  毛ーーーっ

昨日歯医者さんへ行ってきたのが, 先生の腕毛があまりに濃すぎて,なんだか毛まみれの生き物に処置されているようでした。 四六時中私の頬に先生の腕毛がジョリ4・・・。 いやはや,ごちそうさま(ふめい)。

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2000-01-26  科学技術庁ホームページ

連日イタズラされているみたいね。私もどうしたらイタズラの魔の手から逃れることができるのか考えてみたのですが,すぐに名案を思いつきました。そもそも HD にデータを置くから書き換えられてしまうのです。それじゃどうすればよいのかというと,物理的に書き換えできないメディアに Web のデータを置けばよいのです。書き換えできないメディアとは,CD-R や MOディスク(ライトプロテクトしておく)のことです。ほらね,これなら多い日でも安心でしょ。

「カセットテープのツメを折ると録音できなくなる。」という理屈と全く同じなんだけど。気づかないんでしょうか。>サーバ運用している人

【付け足し】 fire wall を設置するとかポートを塞ぐというのは,だれでも思い付くことです。大切なことはデータを改竄されないこと。不正アクセスを防ぐことではありません。そもそも,イタズラは身内の犯行じゃないの?だとしたら,何度パスワードを変更しても元の木阿弥でしょう。

»固定リンク »001.学生時代

2000-01-25  パパが言うの いつもこんなに量が多いのって

hitomiの歌詞はどうしてあんなに破廉恥なんだろう。hitomiって読み間違えていませんか。hitoeじゃないですよ。hitomiです。

私がそういう意味(どういう意味なんだ)で,いちばん好きな曲は「Candy Girl」です。この曲は良すぎます。CDシングルのジャケットが下着姿だったり,ビデオクリップでは箱に詰め込まれていたりで,なんとも滑稽。

「Candy Girl」の詩は全般的に10代の少女といいますか,「だれでもいいからアソビたい。」などというお盛んな若者を連想させるのですが,聴いていて思わずヨコ漏れしてしまうのがこのフレーズ。

♪ 「ママが言うの チカンに気をつけるのよって」(前奏が終わって2フレーズ目)

「ママ」という言葉をすぐさま「パパ」に置き換えたくなるのは,きっとだれもがそうでしょう。一度この手の妄想に火が付いてしまうと,おいそれと消し止めることなどできません。

♪ 「パパが言うの いつもこんなに量が多いのって」

とか

♪ 「ブスが言うの チカンされにきてるのよって」

などと,救いようのない替え歌を思いついては,一人でニマニマしてしまうんです(オラオラはしていない)。「Candy Girl」は,他にもありとあらゆる個所に罠が仕掛けられた曲です。もう何杯でも御替わりできてしまいます。

最後に「どうしてCandy Girlなのか」という私の一意見を少々。もしかしたら,あめおんな(雨女)からCandy Girlになったのかもしれませんよ。命名のヒミツは,オヤジギャグ以下なのかもしれません。

(でもやっぱり「hitomiってだれなのか分からなかった」という人のために,関連リンクを用意しました。 http://www.avexnet.or.jp/avexdb/hitomi/disco.htm です。話題に出てきた「Candy Girl」という曲もこのサイトで視聴できます。)

»固定リンク »620.アイドル芸能

2000-01-21  してはいけないことだとわかっていながら

最近の出来事 ケイスケくんへ #2000-0113-01」でもお話した4年生の卒論なのですが,私は4年生以上に卒論を楽しんでおります。午後5時,私は某特論のレポートを仕上げようと思って,ゼミ室で教科書(とにかく難しくてワケの分からない本)を眺めていました。すると,4年生の某M村くんが訪ねて来ました。この瞬間,とても不吉な予感がしました。

彼が言うには,明日のゼミで卒論の途中経過を発表するのだが,それが全然できていないらしいのです。それで院生に助けを求めに来たというわけです。しかも某M村くんの卒論はM2の人が担当しているというのに,彼はM2をあまり充てにしていないらしく,この私をご指名。仕方がないので,彼の卒論を見てあげることにしました。

何分他人の研究なもので,最初はあまり気が進みませんでした。でも作業を進めていくうちにだんだんヨクなってきてしまい,気がつけば時間は午後11時。「してはいけないこと」だと分かっていながらも,卒論の核をほぼ完成させてしまいました。それにしても,他人の研究だと無責任に作業を進めることができるから(失敗しても「失敗しちゃった」で済む),気楽でいいものですね。

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2000-01-15  ここがヘンかもアスキー出版

巷で話題の某4,000円(外税)の専門書を入手しました。内容に関してはほとんど文句の付けようがありません。卓越した文体はもちろんのこと,インタプリタの内部実装にまで言及されている点は特筆ものです。それでも私,まだイテレータって何なのか(どう扱えばよいのか)よく分からないんですけど,これから徐々に理解を深めていきたいと思います。

それはさておき,私はルビー本の読者アンケートを見て驚きました。

オブジェクト指向スクリプト言語Ruby 読者アンケート

使用機器の設問がどうも現代的ではなさそうです。「PC-9801シリーズ」「PC-9821シリーズ」って,いつの時代の話をしているのやら。HDの容量の単位がメガバイト*1なのも見逃せません。ちなみに周辺機器の欄に「EMSメモリ」とか「プロテクトメモリ」とか,そういう項目は見当たりません。「もしあったらヨコ漏れしちゃうのに。」なんて密かに期待していたのですが,そこまで重症ではないようです。

*1 メガ(記号M)は100万倍。

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2000-01-13  ケイスケくんへ

最近の出来事 後天性実年齢乖離症候群 #1999-1218-01」では,私は4年生の卒論2テーマ(5人分)をお手伝いしているという話をしましたよね。その後の卒論,今どうなっているのかちょっと心配です。年が明ける前はちょくちょく質問のメールが来たけれど,お正月以降はぱたりと途絶えています。反応がないと,「あの例題は難し過ぎたのだろうか」などと私なりに考え込んでしまいます。オラオラ(意味ふめい)。

お兄さんはケイスケくんからのメールを待っています。きみの若さをぼくに分けてください。オラオラっ(再三意味ふめい)。

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2000-01-11  hitomi風女医に診てもらう

午後から歯医者(予防歯科)へ行って来ました(私は3か月おきに歯の定期検診を受けております)。普段はT先生という人に診てもらっているのだが,今日T先生は不在だというので,代わりにY先生という人に診てもらうことになりました。診察してもらう直前まで気づかなかったけど,なんとこのY先生は女医だったのです。さすがの私も相手が女医だと,なんだか気恥ずかしいものです(理由:慣れていないから)。

私は5番の診察椅子へ案内されました。私が椅子に腰掛けると,すぐさま不織紙の涎掛けが掛けられました。そして椅子が倒されました。倒れ際に女医をそれとなく観察してみると,彼女はhitomi風でなかなかイケてる感じです。いよいよ診察開始,緊張の一瞬です。

女医 「どこか気になる場所はありますか。」

私 「いいえ,ないです。」

という会話から始まって――

女医 「何分間くらい歯を磨きますか。」

私 「(しばらく考え込む)…30分強くらいかな。」

女医 「お菓子,甘いものは控えていますか。間食の制限はしていますか。」

私 「はい。」

女医 「歯間ブラシやデンタルフロスは使っていますか。」

私 「はい。」

「細かい話はカルテに書いてあるんだけどな。」などと思いながら,こんな問答が続きました。今日の工事は最後に歯を磨いてもらって完了*1。気になるお値段は190円でした(安すぎる)。

むさ苦しいオヤジよりもやっぱり女医はイイですな。作業も丁寧だし。

*1 まじまじ見たことはないのだが,樹脂製の往復反転ブラシに研磨剤を付けて歯に付着している沈着物(色素)を削り落とします。研磨剤の香りはありがちなミント系。

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2000-01-09  ただいま就職活動中

去年の秋頃から,就職関連のWebを閲覧する機会が多くなりました。例によってコンピュータ系企業の採用Webを重点に閲覧しているのだが,中には掲示板を設けて就職相談しているWebもあるのです。その書き込みを覗いてみると,「学校でC言語の勉強しています。」などといったC言語信仰者の人数の多さには閉口してしまいます。

滑稽だったのが某ベンチャー企業のWeb。あるページには「野心に満ちた人物を求む」と書かれているのに,別のページには「会社に一生を奉げられる人を求む」と書かれているのです。両者の人物像は矛盾している気がします。どうしてかというと,野心家が同じ場所(会社)に長い期間留まっているはずがないからです。これは「すぐに辞めてしまうような人はお断り」という保険なのかもしれませんね。

ここ数年,理工学部の学生じゃないと勤まらないような職種に文系学生が応募しているようですね。ところで文系学生の日記系Webを見ると,ほとんどがバイトと買い物の話です。勉強の話がまるで出てこないんですけど,文系学生って大学へ何をしに行っているんでしょうね。年を取りに行っているだけだったりして(当らずといえども遠からずかな)。

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2000-01-06  『よう』が付くなら『られる』も付く

私には日頃から気になることがありました。それは「ら抜きことばになる動詞は,どうすれば見分けが付くのだろうか」ということです。例えば「見られる」や「来られる」を,「見れる」とか「来れる」と表記すれば,これらはら抜きことばです。それでは「走れる」や「帰れる」はら抜きことばなのでしょうか。どうも「走られる」や「帰られる」が可能の意味になるとは思えません。

「ら抜きことばなんて,どうでもいいでしょう」と暢気なことを言う人が大多数だと思いますが,日頃研究報告書を作成しなければならない私にとっては大問題です。ことばに無頓着では分かりやすい報告書は書けません。そんなこんなで,簡単に見分けられる方法はないものかと思案していたところ,丁寧に説明されているWebページを見つけました。

今日のひとりごと(981112)よう(助動詞),られる(助動詞),ら抜きことば(http://www.asahi-net.or.jp/~qm4h-iim/k981112.htm)

氏によれば,「よう」を付けられる動詞には「られる」を付けられるそうです。確かに「走よう」や「帰よう」では意味が通じません。国語の専門家の意見には納得させられます。餅は餅屋ですね。

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