2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(4)―備えが必要な業種―
未来予想レポートでは産業界の激変も予想しています。そろそろ就職活動の時期ですので,これから注意が必要な業種を挙げておきます。
2011-2013 「放送業界に激震」
テレビの衰退ないしテレビの死が予想されています。「やっぱりね」と思った人がいらっしゃると思います。
2011年に地上波アナログ放送が停波することは,みなさんご存知だと思います。その2年後の2013年にDVRサービス(たぶんVOD:Video On Demandサービスの誤記)とやらが普及し,民放局の広告事業に悪影響を与え始めるそうです。
テレビは,トットちゃんに始まりトットちゃんに終わるのかもしれません。
2012 「電機メーカー再編」
電機メーカーの大手5社とはNEC,富士通,三菱電機,東芝,日立製作所のことです。この中で生き残るのは2社だそうです。吸収合併が進んで最終的に2社になるのでしょう。
過去のSCSI機器に「NECJITSU」なんてベンダIDがありましたが,あれは未来を予想していたのかもしれません。
2015-2017 「タクシーの運転手がロボットに」
恐ろしいですね。タクシーの運転手さんは機械化されてしまうそうです。「さすがにそりゃねーだろ」って気がします。
素直に読むと,ロボットが運転席に乗り込んで車を運転するように解釈できてしまいますが,本当は「自動運転のタクシー」なのではないかと思います。自動運転のバスはすでに実験段階で存在するらしいので,自動運転のタクシーがあっても不思議ではありません。
関連リンク
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(1)
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(2)―科学技術編―
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(3)―社会編―
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(4)―備えが必要な業種―
2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(3)―社会編―
2012-2014 「事実婚が増加」
事実婚とは,法律上の婚姻の手続きをしないで夫婦生活をすることだそうです。予想された未来はもっと過激です。なんでも一夫多妻制,一妻多夫制も出現するというのです(そんな事件が最近ありましたが,あれは序の口なのでしょう)。専門外すぎて何がどうなるのかよく分からないのですが,おさかん中毒患者が市民権を得るということなのでしょうか。
2015-2017 「週休三日制」
「日月火水木日日」なのか「日日火水木金日」なのか気になるところですが,そんなことはどうでもよいのです。週のお休みが三日になるそうです。さすがに休みすぎという気がします。
どのギョーカイのどなたかは具体的に言いませんが,いまだに「月月火水木金金」で働いている人たちが存在しています。まずそのようなお家に帰れない人を,助けてあげたいものです。
関連リンク
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(1)
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(2)―科学技術編―
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(3)―社会編―
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(4)―備えが必要な業種―
2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(2)―科学技術編―
「未来予想レポートを検証する」と言ってみたものの,私が分かりそうな業種は僅かなものです。しかも「本当に分かっているのか」と言うとかなり怪しいものです。それでも気になる報告がちらほらあったので,取っ付きやすいものからご紹介しましょう。
2006-2008 「iDVR型HDD搭載の携帯電話」
iDVR搭載の携帯電話が2年以内に出るそうです。付け加えておきますが,HDD内蔵の携帯電話はすでに存在しています。iDVR規格の製品が出現するということが大切なのです。俄かには信じがたいですね。日立製作所がそう公表しているだけなのかもしれません。仮に発売されたとしても実験的なもので終わる気がします。
携帯電話にHDDが載るとなると,用途はお仕事以外の使い方を考えれば動画や音声情報の利用なのでしょう。そこまでして消費者の時間を盗もうとするのは,いかがなものかと思います。
私は携帯電話の高機能化を懐疑的に見ています。カメラ搭載あたりでもう打ち止めという気がするのですが,どうなのでしょうか。
消費者が永遠に愚かであれば,携帯電話を買い換え続けてくれるのでしょうけれど,そのような風潮がいつまで続くのか分かりません。そろそろ消費者も賢くなってよいころだと思います。
2009-2011 「犬・猫レベルの知能を持つロボットが開発される」
軽く仰け反りました。あと5年もすれば知能のあるロボットが登場するというのです。いったい何で知能を作るというのでしょうか。たぶんコンピュータで作るのだと思いますが,そうだとしたら大変なことです。
ギョーカイに携わっている人なら,「知能を持つロボット」なんて言い方はまずしないと思います。「知能とは何か」という論議を始めるとかなり面倒なことになるからです。「知能があるように見えるロボット」なら可能でしょうけれど,それでも程度が知れています。
「犬・猫レベルの燃費効率をもつロボット」の方がはるかにすごいし,役に立つと思うので,こちらを期待します。
2012-2014 「音声を自動翻訳する携帯電話が発売される」
NTT DoCoMoの会社説明会に行ったことのある人なら,なんだか分かると思います。私はNTT DoCoMoの会社説明会そのものに行ったことはありませんが学生だった頃,学校にDoCoMoの人が来て会社説明のビデオを見せてもらったことがあるのです。
「MAGIC」という構想だったと思うのだが,映像の中に同時翻訳してくれる電話が出てきていました。なんでも相手の話した言葉を母国語に翻訳してくれるのだそうです。映像では,たしか欧米人とインド人と日本人が各々の母国語で三者通話していました。こんなものが商品化されたら,NOV∀は大変なことになりますね(なぞ)。
かなり不思議なサービスですが,言葉遣いが正確な人で,何の会話をするのか事前に決まっているのであれば実用化できる気がします。
関連リンク
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(1)
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(2)―科学技術編―
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(3)―社会編―
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(4)―備えが必要な業種―
2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(1)
1月中旬,1通のダイレクトメールが届きました。日経BP社の「未来予想レポート2006-2020」という商品で,名前のとおり15年先までの社会の変化を予想した報告書だそうです。
<画像の説明>封筒(左)と中に入っていたパンフレット(右)。
<画像の説明>パンフレットの見開き。
「こんなものが売っているのね」と思いながら,同梱されていたパンフレットを眺めてみたのだが私,軽く興奮しました。だって偉いセンセたちが予想した未来の社会はあまりに素敵だったのです。
私はさらに商品の値段を見て驚きました。
お値段は315,000円だそうです。31万5,000円です。3万円ではありません。
しかも――
書店では買えないそうです。「未来予想レポート」は,存在自体がほとんど知られていないと考えられるのです。一体どれほどのものなのか気になりますよね。
これから数回に分けて,未来予想レポートのパンフレットに書かれていた衝撃の未来とやらを検証していきます。
関連リンク
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(1)
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(2)―科学技術編―
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(3)―社会編―
- 2006-01-31 未来予想レポート2006-2020(4)―備えが必要な業種―
2006-01-23 先週の出来事
めずらしくホムペな人の日記みたいな内容になりました。
体調不良に襲われています
例年この時期は体調が良くありません。今年の症状は「喉の腫れ」と「頭痛」です。頭痛って久しぶりなのです。
木曜日の夜のことだったと思いますが,頭が割れんばかりのものすごい頭痛に襲われました。私の頭の中には「イタくなったらすぐセデス」という,コマーシャルでおなじみの台詞がこだましていました。でも頭痛薬なんか常備していなかったし,「寝ていれば治るのではないか」と楽観していたので夜9時だったけれど寝ることにしました。
強烈な痛みは,朝起きたらきれいさっぱり消えていました。ところがその後も,帰宅してから室内に入るとわずかに頭痛がするのです。最近,冷え込んでおりますので急激な温度変化が頭痛を誘発しているのではないかと,素人なりに解釈しております。
雄○さんの夢を見る
○太さんとは,G∀M∃Sの「爆裂ア○○」シリーズという肌色作品に出演しているモデルさんです。なんとあの雄○さんが私の夢に出てきたのです。
私が寝ている間に見る夢には,色もついていますし音もあります。物を触った感触もあります。ただ匂いがないのと,立体感に乏しくまた色が若干薄い気がします。
話が逸れましたね。雄○さんが出てきた夢なのだが,なぜか場面は居酒屋でした。雄○さんは焼き鳥なのかレバーなのか分かりませんが,串モノを食べていました。
私は雄○さんの隣に座っていたので,「もうビデオの新作はないんですか?」と尋ねてみました。すると雄○さんは「もう撮ってるんですよ。でも‥‥」と答えたのです。「でも」の続きは周りがうるさくて聞き取れませんでした。
私は目が覚めてから,G∀M∃Sのウェブサイトで新作ビデオをチェックしてしまいました。「もしかしたら新作があるのかも」と思ったのです。当たり前ですが,夢と現実には何の関係もありませんでした。雄○さんの新作は見当たりませんでした。
パパと打ち合わせ
某日あるパパと雑談してきました。お題は虹色業界人向けの商品開発です。そのパパは,ばい菌部屋と飲み屋を経営した経験があるらしいのですが,どちらも現在は廃業しているそうです。
私はパパに虹色業界人向けの某商品の構想を投げつけてみたのだが,「そんなのダメダメ」と頭ごなしに言われてしまいました。思わず「店を2店も潰した人間に言われたくないわ」と言ってやろうかと思いました。言わなかったけど(ふめい)。だってパパの機嫌を損ねたら,すべての計画が水泡と化すのです(←思わせ振りなだけで意味なし)。
私の某商品の構想なのですが,自分でも「良品」だとはまったく思っていません。お世辞にも人々をシアワセにするなんて素敵なものではないのです。
2006-01-21 パパと少女から見たライブドア騒動
今週のライブドア騒動について少々。
だれも心配していないと思いますが,私は株に手を出していないので無傷で済みました。投資に回せるほど余剰資金がないのと,株のイロハがさっぱり分からないので首を突っ込んでいないのです。お金の世界って複雑だし,場違いなギョーカイにしゃしゃり出て行ったとしても恥をかくのは目に見えているのです。
さて,今回はライブドア株を担保にライブドア株を買った人が大損だったのだそうですね。はじめて知りましたがこのような信用取引を「二階建て」と言うのだそうです。ライブドア株を二階建てで買った人は,株の価値も担保の価値も目減りしたので,二重の損害を被ったのだそうです。10万,20万の話ならまだしもゼロの数がふたつもみっつも違う人がいたようで,とても残酷だなと思いました。
今回の事件を経て私は「パパとふしぎ少女のカンケイは社会の縮図なんだな」と再認識しました。お金だけで結びついた関係は,お金がなくなれば容易く切れるものなのです。お金を失っても切れることのない,強い関係を築きたいものです。
2006-01-21 FMV-BIBLO LOOX P70R見てきました
昨年末,K村さんの「ほしくてほしくてたまらない病」の原因となっていた機種は,これだったはずです。⇒商品サイト
ヨドバシに展示されていたので見てきました。ずいぶん頑丈に作ってあるなと思いました。この機種は俗にいうタブレットPCというやつで首がぐるぐる回ります。不慮の事故で首がぐったりしてしまうのではないかと心配だったのですが,大丈夫なようです。この子はちょっとやそっとイタズラされても平気なようです。きっとイタズラに慣らされているのでしょう(ふめい)。
さて,元ネタは初代リブレット並みのノートPCを探しているという話でした。お世辞にも初代リブレット並みの大きさではないのですが,K村さんはお気に召したのやら。こちらも慣れれば平気だと思うのですが,どうなのでしょうか。
2006-01-17 先週の出来事
量が多くて困っています
毎度のことながら,いますごく量が多くて困っています(いつものことながら本当に困っているのかどうかはさておき)。
去年の夏からずっと多い日が続いているので,そろそろ息切れしそうな気がします。
ジューシィ―その3―
PCサイトのサービスを開始しました。まだ情報の精度が悪いのでこれから細かな調整をします。
パレートの法則によれば,結果の8割は2割の要因で決まるそうです。ジューシィは作品ではなくて商品なので,完成度を求めすぎないようにするつもりです。
生理が遅れています
最後はかなり意味不明ですが気にしないでください。すべての現象に理由や意味があると考えないでください(なぞ)。
気がついてみると数週間,生理が滞っています。年末から「かいはつ」に専念しすぎたせいで,すっかり生理のことを忘れていたのです。
おさかん係数に至っては負数に転じているらしく,しばらく回復しそうにありません。巷にはさまざまな誘惑が蔓延っています。罠に嵌らないように気をつけることにしましょう。
2006-01-17 悪魔の公開メール
「クラスメソッドは継承されない」と本に書かれているのに,実験するとしっかり継承される問題ですが初耳です。
J2ME(CLDC)の本にそう書いてあったのだとしたら,そういう仕様なのかもしれません(J2SEの環境で実験しても再現しないはず)。J2EE/J2SEの本にそう書いてあったのだとしたら,きっと秘密結社の陰謀です。
2006-01-09 ジューシィ―その2―
SQLiteを導入
ジューシィは6時間おきにあるデータを再計算し,HTMLファイルを出力します。いまのところ機能はそれだけですが,将来は何らかのサービスを追加したいと思います。またDB中のレコードは日々,増え続けるため定期的に古いレコードを削除しなければいけません。
いままではデータの管理にBerkley DBを使っていましたが,SQLiteに替えることにしました。「今後の拡張のためにもSQLで操作できるDBを導入した方がよい」という判断をしたためです。
SQLiteはデーモンプロセスが不要なDBです。ひとつのDBはひとつのファイルで完結します。Microsoft Accessが扱うDBのファイルに「mdb」ってありますけれど,あれと発想は同じようです。
SQLiteの第一印象
- ヤダ,「型」がない
- 噂どおり動作は速い
- 短期間の検証では要件を満足することが分かったのだが長期間,使い続けたときの性能が不明。調査する必要がありそうです
相変わらず苦戦中
SQLでも何でもそうですが,しばらく使っていないと忘れてしまうものです。
表を正規化したら,いつつの表に分かれました。DBに表を追加したまでは良かったのだがその後,思考が止まってしまいました。表にレコードを追加するときにサブクエリが必要だったのだが,どうやってSQL文を書けば良いのか分からなくなってしまったのです。
それでもレコードの追加をなんとか終えたのだが,今度は表の結合という最大の難関にぶちあたりました。私どうも表の結合が苦手なのです。いつつの表に用事があったのだが,それらをどうやって組み合わせるか悩んでしまいました。
まず複数のサブクエリが出力した複数の表を結合してみたのだが,とっても性能が悪くなってしまいました。どうやらサブクエリの結果はキャッシュされないようです。結果的にいつつの表を立て続けにガチャガチャ内部結合すれば良いだけでした。いやはやヨコ漏れです。
この先どうなることやら。もちろん何とかしますが(なぞ)。
2006-01-09 ジューシィ―その1―
2005年12月下旬よりサラサーティの開発をお休みしています。替わりに複線の商品を開発しております。11月ごろに思いついたネタです。開発名はなかったのですがさっき決めました。開発名は「ジューシィ」です。
はじめは「ゴージャス」という名前にしようと思いました。でも名前負けすると困るのでやめにしました。勉強嫌いな「マナブ」くん,軟弱な「ツヨシ」くん,恵まれない「メグミ」さんのようではあまりに惨めです。
ジューシィの特徴
- エンドユーザ向けウェブサービス
- 収益源はネット広告(アフィリエイト)
- 運用コストが極めて低い(サーバ・電気料金を含め292円/月)
アフィリエイトは儲からない
ジューシィは昨今,流行りのアフィリエイト(<英>affiliate)を導入したウェブサービスです。(ここではアフィリエイトの詳しい説明は省略します。興味のある人は自分で調べてみてください。)
アフィリエイトというのは,簡単にさまざまな商品を取り揃えることができる反面,収益性は高くありません。簡単であるがゆえに効果もそれなりなのです。一般的なバナー広告の場合,クリック率は0.3%だそうで(3%ではありません)購買に結びつくのはもっと低い確率でしかありません。
早い話がアフィリエイトは儲からないのです。ジューシィではアフィリエイトの特徴を考慮し,利用料金の安価なサーバで大量のアクセスを裁けるように工夫しています。サイト立ち上げとその後の運用に余計な費用を掛けてはいけません。
現在の課題
ジューシィにはPC向けサイトと携帯サイトのふたつがあります。すでにPC向けのサイトはほぼ完成しております。一部の自動化と携帯サイト構築のための調査,設計,実装作業を終えればジューシィの開発はオシマイです。
まだある課題を箇条書きにします。
- [ブラウザ] Geckoエンジン(NN7)だとどうもDOMの操作が鈍く使用感が悪いので修正する
- [永続化] データの永続化にSQLiteを導入する。試作品ではBerkley DBを使っているのだがBerkley DB にはSQLが通じないので,条件をごちゃごちゃくっつけてレコードを抽出したり削除したりしようとすると,手続きが煩雑になってしまう
- [モバイル連携] 携帯電話にURLを通知するためのQRコードの生成方法を調査する
2006-01-09 便所当番イチロウくん
今日は市内某駅前便所によく出没する,イチロウくんという人物についてお話します。
イチロウくんとは
イチロウくんは意外にも少年です。便所系というと,子ども服を着た妖怪やら便女やらが便器に張り付いて離れないというのがおおむねの相場なのですが,どうしてイチロウくんは若いながらもがんばっているのです。
某便所の便器は入り口から順に1番,2番,3番と呼ばれています。もちろん私が勝手にそう呼んでいるだけです(ふめい)。イチロウくんは1番便器がお気に入りのようです。土曜日曜ともなるとイチロウくんは昼間から便器に張り付いています。
イチロウくん危機一髪
ある日の出来事です。いつものようにイチロウくんが便器に張り付いていました。便器から少し離れた場所に手洗い場があるので,私は手を洗うふりをしながら便女たちを観察していました。
危機は突然やってきました。ある少年が便所に入るやいなやイチロウくんに向かって「××(イチロウくんの本名)なにやってるの?」と話しかけたのです。どうやらイチロウくんは便器と密着している姿を,お友達に見られてしまったようなのです。
私はイチロウくんの肩がギクっと言ったのを見逃しませんでした。よく漫画で,登場人物が気まずい出来事に遭遇したとき「ギクッ」という擬音が登場しますよね。まさにあの音が聞こえたのです。
イチロウくんは貪欲
イチロウくんは便器との馴れ合いを中止したらしく,すぐに便所から出ていきました。
便所当番って大変な仕事なのです。人影の疎らな夜間ならともかく,イチロウくんのように昼の部担当の人はいつだれに遭遇するか分かったものではありません。
そんな危険を差し引いてでも,便器に張り付いてしまう理由は,イチロウくんが便所系の王座を狙っているからにほかなりません。イチロウくんはとても貪欲なのです(どこまで本当なのやら)。
イチロウくんは新しい人なので,まだ詳しい生態が分かっていません。彼は1番便器としか密着したがりません。なぜ2番と3番を避けるのでしょうか。まったく便所系はなぞだらけです。オラオラ(ふめい)。
2006-01-02 ホムペを求めて三千里―最終回―
「ホムペを求めて三千里」,この企画ではすばらしい(と思う)ホムペたちを勝手に紹介してきました。突然ですが今回が最終回です。最後の要であった「透哉クン」がホムペを閉鎖してしまったのです。透哉クン以降,素敵なホムペをひとつも発掘できていないので,この企画は終了せざるを得ないのです。
un-balanced planet(透哉クン)
http://www.h2.dion.ne.jp/~cyborg/
☆2005年12月26日付けで閉鎖されていました。「閉鎖にあたっての謝辞」が掲載されています。
止まらぬホムペの衰退
ホムペの衰退は2000年頃から始まりました。「この頃いいホムペを見かけないな」と気づいたときにはすでに手遅れだったようで,瓦礫が崩れ落ちるかのごとくホムペたちは消えていきました。
この現象には諸説あると思いますが,私は適切になっただけだと思っています。ホムペの数は減りました。でも消えたのはもっぱら後発組みの「瑞々しいボクをみてね。掲示板にカキコもよろしく」系(by ミニラさん)だったのではないでしょうか。結果的にホムペ業界全体の水準は向上というか元に戻った気がします。
あとはホムペのホスティング業者が幾度となく再編成され,管理されずに放置されているページが消失すればアーキテクトたちによるホムペ殲滅計画は終了するのです。
2006-01-02 紅白歌合戦―差し歯の芸能人――
私もNHK紅白歌合戦を視聴しました。気になる差し歯の芸能人の感想をお話します。歌なんてどうでもいいのです(なぞ)。
倉木麻衣
去年,「麻衣たんの上顎は差し歯」というお話をしました。よくよく観察してみると麻衣たんは天然歯かもしれません。左上1番~2番の大きさがどうもおかしくて失敗作の差し歯に見えるのですが,右上1番は乱雑でありおそらく天然歯です。
麻衣たんはいわゆる歯のマニキュアを使っているのかもしれません。ただ私の目にはどうしても左上1番~2番が差し歯,2番に至っては常識を脱した大きさに見えてしまうので,今後も観察を続けていこうと思います。
DREAMS COME TRUE
最近,ボーカルの吉田美和さんが差し歯を新調したという噂です。期待して見ていたのですが,残念ながらまったく確認できませんでした。Vodafoneのポスターを拝見すると,差し歯の形ならびに歯肉の色がとてもきれいになり審美性が大きく改善していたのですが,あれはレタッチの賜物だったのでしょうか。
今後も機会があればぜひ観察したいと思います。
中島美嘉
この人の前歯はすべて差し歯らしいです。類稀にみる総差し歯の女らしいのです。さて美嘉さんはあまり口が開かないせいか,さっぱり見えませんでした。上顎は歯肉を見なくても差し歯だと分かりましたが(歯の先端の形がおかしいのです),下顎は不明でした。右下2番~左下3番がブリッジに見えましたが,はっきりとは分かりませんでした。
2006-01-01 yumi-ii.squares.net本格始動
2005年3月から試験運用していたyumi-ii.squares.netがようやく本格運用となりました。本当のことを言うと,バタバタしていたのは試験運用から2週間程度でそれ以後に大きな変更はありません。いちいち語らなくてもよいと思っていたのですが,区切りがいいのでお話することにしました。
生い立ち
- 1995年5月,学内LANの共有ディレクトリに最初のユミ日記を公開する。当時はHTMLではなくてただのテキストファイルであった
- 1996年10月ごろ,WWWに移植。meshnet(現在のBIGLOBE)での運用をはじめる
- 1997年9月,yumi-iiに変更。BIGLOBEのwww2sサーバでの運用となる
- 2005年3月,yumi-ii.squares.netにお引越し。コンテンツ管理にMovableTypeを導入し事実上ウェブログとなる
1997年4月以降のドキュメントを移植
1996年から最初の1年は,「WWWサイト」と呼べるほど体制が整っていませんでした。現在の「ホムペ」とつじつまを合わせられる形式になったのは1997年以降のことでした。日記のようなものの公開をはじめたのは1997年4月だったので,移植作業もおもに1997年4月以降のドキュメントを対象にしました。
事前に準備というか「心構え」があったおかげで,移植作業は順調に進みました。ブログに移植する以前にも,細かい修正を繰り返してきたのです。
1997年当時はHTML3.2でごちゃごちゃと組み立てたサイトでした。再利用効率を考えた形式にしたのが1999年のことでした。このとき「HTML4とCSS1を基本とした高規格ページ」「コンテンツ識別番号」を導入しました。2001年にXML技術を取り入れた内部表現を検討し,2005年に移植作業を開始・完了しました。
ブログが出現する以前に,ブログに移植する準備ができていたというわけです。
ミラー化
WWWサイトのリンク切れは悩ましい問題です。引越し元に「××は引越ししました。ブックマークを変えてください」なんて書いたとしても,古いURLで閲覧しようとする人は少なくないはずです。
完全なミラー化をすれば完璧なのですが,旧サイトと新サイトの運用形態にはなんらの互換性もないので,単純なミラー化はできませんでした。単体のページは引越しリンクとリダイレクション(ブラウザにURLの変更を指示する)で対応するとして,いわゆるトップページである「ほーむぺーじ」をどうするか考えました。
「ほーむぺーじ」もリダイレクトするとなんだか雑な気がしたので,トップページのみRSSを介して文章交換(コピー)することにしました。RSSは文章を交換する規格ではないのですが,そんなに凝った使い方をしていないのでうまくいっております。
2006-01-01 2006年の弘田三枝子さん
※正確には昨年末の出来事なのですが,面倒なので「今年」ということにしておきます。
テレビ東京系列の「第38回,年忘れにっぽんの歌」でミコたんこと弘田三枝子さんを観ました。毎度のことながらそのうち「魅惑のモナムール」で特集が組まれると思うので,詳しくはそちらをご覧ください。
今年のミコたんなのですが,登場の仕方がとっても変わっていました。なぜかうしろ姿で現れたのです。もちろんミコたんは観客席を向いていたのだが,カメラさんがミコたんの後ろにいたのです。普通だと最初は正面を撮って,徐々にカメラさんが移動して観客席を映すときにたまたま歌手のお尻が映る,ということはよくあると思いますが,まさかいきなり背後から撮るとは。常識では考えられません。私はてっきり放送事故かと思いました。もっともその放送事故とやらを防ぐために,正面を避けたのだと思いますが(なぞ)。
「まさか今年はミコたんの顔を映さないつもりなのかな」と思いましたが,さすがにそんなことはありませんでした。背後からカメラさんは正面に回り,さらにクレーンカメラも駆使してミコたんをドラマチックに撮っていました。最後は画面いっぱいにお顔が映し出されました。やはりテレビ東京はこうではなければいけません。
さて今年もミコたんは「人形の家」を歌いました。お衣装はラメ地の赤いドレスでした。髪の毛はパーマに失敗したようなぐちゃぐちゃした感じでしたが,歌詞のとおり「捨てられた人形」みたいな雰囲気が出ていたのであれはあれで良かったと思います。