2005-09-30 WILLCOM新製品
「このネタに触れなければ」と思ったので,感想を書くことにします。
あまりに移動機(←やや業界かぶれした言い方)の品揃えを充実させてきたので驚きました。いまどきの携帯電話にかなり追いついた印象なのです。
「開発費用が莫大なのでは?WILLCOM大丈夫?」と思われそうですが,意外と低コストで開発できたのではないでしょうか。
以下は憶測ですがカメラや音声再生の機能は,携帯電話で実績のあるコードをヨソから買い入れて実現しているはずです。あの手のマルチメディア機能はメーカーが自前で作っているわけではないのです。供給元が2社以上あるなら価格面で交渉する余地があるでしょうから,意外と安く上がったのではないかと思います。
言い方は悪いですが,WILLCOMの遅出しジャンケンはとっても上手くいくのかもしれません。店頭に並んだらべたべた触ってみることにしましょう。
2005-09-28 ドラマの最終回いろいろまとめて
最近,観たドラマの感想をまとめてお話します。
電車男
最終回だけ観ました。原作では幸せになって終わりらしいので,ドラマも温いだろうとは思っていましたが温すぎました。
「いい加減にしてくれる?オタクっていうかダサくてジメジメした人,嫌いなの。自分の相場分かってる?はっきり言うけどアンタなんか最下位。もう一回言っておくね。生物学的なレベルで嫌い」くらい強烈なパンチを食らわせた方が私好みだったのですが,原作を逸脱できなかったのでしょう。
余談ですが,主人公のキーボードの扱い方がめちゃくちゃに見えたのが気になりました。あれはオタクのキーの打ち方ではありません(なぞ)。人差し指だけで不気味なくらい速く打ってもらえば,雰囲気が出たと思います。
女王の教室
期待を裏切らない終わり方でした。
最後に真矢先生がニコっと笑うなんて,だれが予想していたでしょうか。真矢先生は再教育センター送りになってしまい,さぞかし辛いだろうと思ったのですが,最後の笑顔で救われた気がしました。
もう誰も愛さない
地上波ではありません。CATVで観ました。
ご存知の方もいらっしゃると思います。主要人物のほぼ全員が死んでしまうというドラマ史上,稀にみる問題作です。死に方もかなり派手で,マシンガンで打たれる,バラバラ死体になるなど,刺激に満ちた時代背景を反映しているかのようでした。
私は本放送と微妙に違うことに気づきました。本放送では伊藤かずえのバラバラ死体が,燃やせるゴミの日に捨てられる場面で生首が転がっていたはずなのだが,カットされていました。
たぶんDVD版でもカットされているのだと思います。
ヤヌスの鏡
この作品もCATVで観ました。
かなり好きなドラマです。主人公の演技力はさておき,強引すぎる展開が魅力的でした。だって会長こと大沢逸美の最後のセリフが「北風に訊いて欲しいね」ですよ。
大沢逸美さんは台本を読んでどう思ったのでしょうか。役者さんたちの本音を聞いてみたくなるドラマでした。
2005-09-27 先週の出来事
こんばんは,先週の出来事を手短に。
筋トレの真似を再開しています
体重が減ったせいか,妙に走りやすいことに気づきました。
楽しいのでつい走りすぎてしまいます。有酸素運動をすると体重が減りすぎてしまうので,ほどほどにしなければいけませんね。
某飲み屋にて
土曜日,あるお友達と某飲み屋さんへ行ってきました。私は普段そういうお店には行きません。でもべつに飲み屋が嫌いなわけではないので,機会があればお邪魔することがあるのです。
私ははじめなるべく喋らないようにしていました。某オバサンから「アンタは黙ってればいいけど,喋ったらオシマイ」と注意されたことがあったのです(なぞ)。
さてそんな笹谷かな抵抗が続いたのは,ほんの半時でした。お酒が回って気分が良くなってきたせいもあったのですが,いつものノリで知らない人にどんどん話し掛けてしまいました。
仕舞には帰る人に「おつかれさまでーす」なんて,大きな声でお別れの挨拶をしていたような気が。まったく多すぎて困りました。
サラサーティ1―その後11―
UIを調節しました。いわゆる仕様変更なのです。
先週,「主婦が対象なのに使うのが難しすぎるみたい」というお話をしました。さらには「主婦をエミュレートすれば答えが見つかるはず」というお話もしました。
あれから私は主婦として生活してみて(←ただの思い込み),「極限まで単純化しないとだめなんだな」と思いました。そこで白物家電を参考に,ユースケースを大幅に単純化することにしました。
従来は,ある動作をさせるためには設定を細かくしなければいけなかったのですが,自動認識を強化し設定なしでも妥当な動作をするようにしました。
2005-09-24 9月は買いたくなる季節です
新しいPCを買いたくなってきました。もっとも,いままでも何度か似たような心境に陥ってきたのですが,買い替えには至っておりません。定期的に発症するビョーキのようなものなのです。
それでも今回はやや状況が違います。Windows Vistaが2006年の初夏あたりにお目見えするらしいのです。
私はWindows VistaとOffice12のプレインストールモデルが発売されたら,乗り換えようと思っていました。2006年にはそんなPCが各社から発売されるのでしょうが,初物には不具合がつきものです。いきなり手を出してはいけません。
そうなると,安定するのは2006年の冬モデルのような気がします。その冬モデルがお買い得になるのは2007年の春から夏です。単純に計算するとあと2年,待たなければなりません。
私が現在,主力として使っているPCは2000年の5月に購入しました(記憶が正しければ)。いくら安定しているからといってPentium-III(600MHz),Windows 2000 ProfessionalのPCを7年も使い続けるのは,さすがにどうかと思います。いい加減に買い換えたくなってきたのです。
さて,ほかにも「どうかと思う」ことがあるので以下に書きます。
SCSI機器の問題
いま光学スキャナとMOドライブは,SCSI接続の製品を使っています。SCSIって2000年当時は現役でしたが,いまではUSBとATAPIにすっかりお株を奪われてしまったようです。
PC向けのSCSI周辺機器はもう絶滅しているようで,そのうちI/Fカードまで入手不可になってしまう気がします。そうなると,もうこの規格は死んだのも同然です。カタチあるものの宿命だとはいえ,どうかと思います。【追記 26 SEP 2005】 一般向けパラレルSCSIの話をしています。シリアルSCSIはべつのものとお考えください。
余談ですがMOは1995年頃から使っています。10年前のMOディスクは,いまでもちゃんと読み書きできていますよ。
ネット接続環境
いまだにフレッツADSLの1.5Mbpsコースを使っています。実効速度は1.2Mbpsあるそうで,これは回線品質が良い部類に入るらしいです。
べつに遅くて困っているわけではないのですが,FTTH(Fiber To The Home)が珍しくない時代にどうかと思います。
HDDの寿命
私がいちばん恐れているのはHDDの突然死です。不定期にバックアップを取っているとはいえ,いつ死んでしまうか分からないのです。
現在のPCを購入したとき,HDD1台にすべてのデータを入れていました。その後HDDを1台追加し,システムとユーザデータを物理的に分けることにしました。2004年には古いHDDを新しいものに交換しました。
HDDを定期的に交換すれば,データを延命することができるのですが,いつまでも続けるのはどうかと思います。
余談ですが,Windows 2000 ProfessionalやWindows XP Professionalには標準でバックアップツール ntbackup.exeが付いています(XP Homeにはありません)。とっても便利です。Windows NT4のときはテープ(DAT)にしかバックアップできなかったのですが,Windows 2000以降のバックアップツールは普通のファイルにバックアップイメージを作ることができるので,テープである必要はありません。
2005-09-22 K○カンパニー surpr1se! N∃WS
(2005/9に鑑賞)
ここしばらく肌色ビデオをまったく鑑賞していませんでした。某日,surpr1se!の作品を入手できたので感想をお話します。
諸情報
- 媒体―DVD-ROM
- 形式―MPEG-2 720x480 (NTSC) (NTSC 525/60) (4:3)
場面の説明
- 場面1―海岸にてお二人で
- 場面2―室内にてお二人で(場面1のつづき)
- 場面3―室内にてお二人で
- 場面4―室内にて三人で
- 場面5―室内にてお二人で
- 場面6―室内にてお二人で(場面5のつづき)
- バックナンバーの紹介
スタッフの心の闇を感じる作品
まず誤解のないように言っておきます。この作品の完成度は平均よりも上です。買っても決して損はしないでしょう。モデルさんの質は均一であり,極端にハズレって人は紛れ込んでいません。撮影はお上手ですし時間設定も適切です。品質は決して悪くないのです。
ただしスタッフのノリについて行ける人でなければなりません。この作品では執拗に競泳パンツ,ラッシュガード,水中メガネが登場します。これらの演出に対して,疑問を抱いてはなりません。
場面1は屋外の水辺での撮影です。脇役さんは水中メガネをしています。場面2は屋内での撮影なのですが,やっぱり脇役さんは水中メガネをしています。おかしな演出だとは思うのですが,疑問を抱いてはなりません(2回目)。
脇役さんの水中メガネに対する「囚われ」は,幼少期あるいは学童期に受けた心の傷が露呈しているのだと思います(ふめい)。脇役さんは,水中メガネを掛けなければ満足できないのです。おそらく過去に受けた惨酷な仕打ちの記憶を和らげるために,あのような◎癖に走っているのです(再三ふめい)。
さて話しが逸れすぎましたね。本編の感想をお話します。
現代社会の残酷さを鮮明に描写
場面1から場面3は,「ちょっとお小遣いがほしいからアルバイトしてみました」というノリです。場面3のモデルさんに至っては「これでケータイの金が払える。よかった」と安堵の表情を浮かべているようにすら見えました。
場面4では現代社会の残酷さを感じました。冒頭ではモデルさんが怯えたような仕草をしておりましたし,あからさまに嫌がっていたのです。
「お金がほしくて出演することにしたけれど,やっぱり嫌だ」といったご様子で,見ていて痛々しかったのです。
もっとも私には,それがとても好ましい絵に見えました。「借金が返せなくて,お金がほしくて不埒な仕事に明け暮れる自分。こんなことになってお母さんごめんなさい」といったモデルさんの心の悲鳴が聞こえてくるようで,とても良かったのです。
借金娘は,どんどんいじめてやればよいのです(有害)。決定的な主従関係を利用して,これみよがしに下品な要求を叩きつけてやればよいのです。
魔少女あらわる
場面5は,カフェのような場所から始まります。お茶を飲みながらスタッフがモデルさんにあれこれインタビューします。この場面ではレフ板を使っているのか,たまたま光の加減がよかったのか分かりませんが,モデルさんの目に光が映り込んでおり,美しい映像に仕上がっています。
さて,このモデルさんは素人という設定のわりに演技がものすごくうまいです。とにかく落ち着いていますし,腕の表情が完璧なのです。私は「この子って魔少女だな」と思いました。
魔少女はたぶんプロです。どこかのお店で買えるのかもしれません(なぞ)。興味のある方は,探してみてはいかがでしょうか。
2005-09-20 今日は上半身の日
こんばんは,今日は筋トレの真似の日でした。まだ早いですが栄養補給したのでそろそろ寝ます。
筋トレの真似の報告は,かれこれ2か月ぶりです。夏場に運動しすぎると,どうも体調を崩すらしいということに気づいたから自粛していたのです。自転車に乗りすぎて,膝を痛めてしまったのも自粛した理由のひとつなんですけどね。それでも,おかげで今年は夏風ひとつひきませんでした。
さて2か月ぶりに重りを持ち上げようとしてみたのだが,さっぱり持ち上がりませんでした。なんだか数年前の状態に戻ってしまったような感じだったのです。
筋トレの真似を終えた後に体重を量ってみたら,3kg減っていました。体脂肪率に至っては14%台前半にまで下落していました。運動しないと食事の量が減るので,いくらか減るだろうとは思っていましたが減りすぎです。いやはやヨコ漏れなのです。
あしたは下半身の筋トレの真似をするつもりです。来年の夏めざしてがんばります(毎年おんなじことばっかり言っている気が←ふめい)。
2005-09-19 市内大衆浴場―ロマンティック三姉妹―
某日,市内某大衆浴場を調査してきました。某大衆浴場のスチームサウナは虹色業界人の三姉妹で占拠されていました。
真剣にピクピク
閉店1時間前,私はスチームサウナを調査しました。スチームサウナには三姉妹とあのアケミちゃんがいました(どのアケミちゃんなのかという説明は省きます。説明すると長くなるのです)。
閉店まで時間があったせいか,まだ品定めの段階だったようです。三姉妹は睨み合いというか,腹の探り合いをしていたのです。それでもあのアケミちゃんだけは蚊帳の外でした。アケミちゃんは決して悪い人ではないのですが,行動が下品すぎるせいか,すべての人から避けられてしまうようなのです。
時は過ぎ閉店15分前になりました。もう一度スチームサウナを覗いてみたところ,まだ三姉妹とアケミちゃんがいました。あれからずっと座っていたのでしょうか。あんな熱気に満ちた場所によく居られるものです。この人たちは無敵なのですね。
さて,スチームサウナに虹色業界人が同時に4人も居座るなんて滅多にないことでした。これは調査しなければと思い,私もスチームサウナに潜入し離れた場所から観察することにしました。
どうやら三姉妹とアケミは,盛んにピクピクさせていたようです(なぞ)。私は4人があまりに真剣にピクピクさせていたので,調査を中止することにしました。邪魔するといけないのです。
私はアケミちゃんに「アンタは論外なんだから,さっさと出なさいよ」とデンパを送信しました。するとアケミはデンパを受信できたのか,スチームサウナから出て行きました。何度かアケミと顔を合わせているうちに,アケミの受信回路が強化されたのでしょうか。恐ろしいことです(再三なぞ)。
勝負パンツを穿いた女優
脱衣所にて私は三姉妹を待ち伏せしました。三姉妹はスチームサウナでピクピクさせただけだったらしく,意外にも早く戻ってきました。
姉妹の一人は手早くバスタオルを羽織ると,TOOTのボクサーブリーフを穿きました。おなじみの勝負パンツだったのです。しかも体の拭き方といい,手足の曲がり具合といい,なんだか女優みたいでした。妖艶な世界を作り出していたのです。
私には,女優と姉妹の一人がデキているように見えました。いつの間にかロッカーを移動していましたし,刺さるような視線というか,デンパが壁に反射して,こちらにまで飛んできている気がしたのです。
べつの調査員の証言
お風呂屋の外に出ると,なぜか私は声を掛けられました。声を掛けてきたのはスチームサウナにいた三姉妹の一人でした。なんと姉妹も調査員だというのです。私は彼にスチームサウナで何が行われていたのか,聞き取り調査することにしました。
話によると,女優ともう一人の姉妹はやっぱりデキていたそうです。スチームサウナから出た後,洗い場の隅っこへ移動し何かしていたらしいのです。さらには二人で駐車場へ向かったのだそうで,これからお芝居の第二幕が始まるのでしょう。
この出来事から数日後,私はまたまたスチームサウナで女優と遭遇してしまいました。そのとき女優はすごい演技を見せたのです。いったいどんな演技だったのでしょうか。その話はまたいつか。
2005-09-19 先週の出来事
こんばんは,先週の出来事を手短にお話します。
量の多さに翻弄されました
週の初めに急ぎの案件ができてしまい,てんやわんやでした。
私はかねてから「量が多くて困った」とか「多すぎて処理が間に合わない」というお話をしてきました。先週の量の多さは記録的でした。
もちろん,なんとかしました。だって今までもなんとかしてきたのです。ヨコ漏れガード多い日でも安心夜用ウルトラスーパーギャザー(詳細ふめい)は,おいそれとは漏れないのです。
喫煙の練習を再開しました
以前,口内炎ができてしまい喫煙の練習を中止しているというお話をしました。その後,傷が完治したので練習を再開しました。
吸い始めの頃はマイルドセブン・スーパーライトを吸っていましたが,いまはセブンスターを吸っています。目標はセブンスターだったので予定どおりなのです。吸う頻度はいまでも2日に1本くらいです。本格的な喫煙者とはいえないのですが,間の取り方だけはだいたい分かりました。
さて,遅かれ早かれ「なぜ喫煙の練習を始めたのか」というお話をするつもりです。ネタをばらしてしまうとドキュンの調査に関係があったのです。
サラサーティ1―その後10―
取扱説明書を作ってみて気づいたのだが,主婦を対象にしているわりには,扱うのが難しすぎるようです。知っておかなければならない事柄が多すぎる気がしたのです。
さらに悪いことに平均的な主婦がどこで躓くのかさっぱり分かりません。本格的に作り込むためには本物の主婦を招いて製品を使ってもらい,様子を観察する必要がありそうです。
おそらくこのような調査を「モニター調査」と言うのだと思います。必要だとは認識しているのですが,さすがにそこまで大掛かりなことができるとは思えません。
私には秘策があります。私が主婦をエミュレートして,製品を使ってみればよいのです。「きょねんまで,かいしゃでExcelつかってました。ことぶきたいしゃしたのでいまはしゅふです」みたいな人を想像してみればよいのです。
どうやら長年,培ってきたエミュレーション技術がとんでもない場面で花開きそうですね。本当に花開くかどうかはさておき(ふめい),さっそく今週から主婦の気持ちになって生活してみようと思います。オラオラ(再三ふめい)。
2005-09-11 表示不正のあるビル壁面テレビジョン
場所
○○市○○区北○条西○丁目
概要
某日,某ビル壁面に設置されたテレビジョンに奇妙なものが映っていることに気づきました。画面右下に表示不正があるのです。
これはいったい何なのでしょうか。私はWindowsでボリューム調節によく使われるGUI部品に似ていると思いました。このテレビはWindowsで制御されているのでしょうか。
表示不正はおよそ2週間続きました。私は密かに表示不正の進化を期待していました。青画面になったり,システムが再起動してBIOSの初期化画面が出てきたりしたら面白いのになと思っていたのです。残念ながら街頭テレビがそこまで乱れることはありませんでした。もっとマニアたちを楽しませてくれてもいいのに。まだまだサービス精神が足りないようですね(ふめい)。
2005-09-09 Excel VBAで改行コードがLFのファイルを読む
Excel VBAで,CRLF以外の改行コードが含まれたテキストファイルを読み込むコードを作りました。
あらまし
VBAではLine Input # ステートメントを使うと,シーケンシャルファイルから1行ずつ読み込むことができます。
ところで,改行コードがLFのファイルを読み込ませてみたら,Excelが応答しなくなってしまいました。 Line Input # ステートメントは,改行コードがLFのファイルには対応していないようです。
そこでCRLF,LF,CRの三種類の改行コードに対応したコードを作ってみました。
動作概要
- ファイルをバイナリモードで読み出した後,改行コードを認識し1行の文字列に変換する
- バッファを設けて読み出しの効率化を図る
仕様
- 認識する改行コード列はCRLF,LF,CRの三種類
- ファイルの末尾に改行コードがなかった場合にも対応
- MacのVBAに対応
注意事項
- このコードは無保証です
- 細かな挙動は不明です。巨大なファイル,1行がやたらと長いファイル,そもそも改行が一つもないファイルなどを読み込んだ場合にどんな挙動をするか明らかではありません
- VBA歴の浅い人が書いたので,VBAっぽくないコードかもしれません
コード
Const FILEBUFSIZE = 32767 Dim CR As String CR = Chr(13) #If Not Mac Then CR = StrConv(CR, vbFromUnicode) #End If Dim LF As String LF = Chr(10) #If Not Mac Then LF = StrConv(LF, vbFromUnicode) #End If Dim FileNum As Variant FileNum = FreeFile() Open "filename" For Binary Access Read As FileNum Len = FILEBUFSIZE Dim byteBuf(FILEBUFSIZE - 1) As Byte Dim strBuf As String strBuf = "" Dim FileSize As Long FileSize = LOF(FileNum) Do Until EOF(FileNum) Get FileNum, , byteBuf Dim SeekPoint As Long SeekPoint = Seek(FileNum) - 3 If SeekPoint <= FileSize Then strBuf = strBuf & CStr(byteBuf) Else strBuf = strBuf & LeftB(CStr(byteBuf), FILEBUFSIZE - (SeekPoint - FileSize)) End If Dim p1 As Long p1 = 0 Dim p2 As Long p2 = 0 Do p1 = InStrB(1, strBuf, CR, vbBinaryCompare) p2 = p1 If p1 <> 0 Then If LenB(strBuf) < p1 + 1 Then p1 = 0 ElseIf MidB(strBuf, p1 + 1, 1) = LF Then p2 = p2 + 1 End If Else p1 = InStrB(1, strBuf, LF, vbBinaryCompare) p2 = p1 End If If p1 = 0 And EOF(FileNum) And LenB(strBuf) > 0 Then p1 = LenB(strBuf) p2 = p1 End If ' If p1 <> 0 Then Dim head As String Dim tail As String head = MidB(strBuf, 1, p1 - 1) tail = MidB(strBuf, p2 + 1) #If Not Mac Then head = StrConv(head, vbUnicode) #End If Dim CurrentLine As String CurrentLine = head Debug.Print CurrentLine strBuf = tail End If Loop While p1 <> 0 Loop Close FileNum
ほかの方法
(1) FileSystemObjectオブジェクトのReadLineメソッドも,改行コードLFに対応しているそうです(伝聞なので検証なし)。現在は,このFileSystemObjectオブジェクトを使う方法が主流なのかもしれません。
(2) Excelの機能である「外部データの取り込み」を使うと,シートに任意のテキストファイルを読み出すことができます。この機能では改行コードLFのファイルも読めます。VBAヘルプでQueryTablesオブジェクトを調べてみてください。
メモ
- 改行コードの種類。WindowsのVBAの改行コードはCRLF(0x0d-0x0a),MacのVBAの改行コードはCR(0x0d)です
- 文字コード。VBAが出力するテキストファイルの文字コードは,CP932の「はず」です。CP932はSHIFT-JISに拡張文字(たとえば丸で囲んだ数字)を追加した文字コードです
- Unicode。WindowsのVBAでは内部の文字コードをUnicodeで扱っています。テキストファイルをバイナリファイルとして読み出した場合,その文字列はUnicodeとして扱われません。文字列の比較ならびに出力する際は,明示的に文字コードを変換しなければなりません。MacのVBAはUnicodeを採用していないので,文字コードの変換は不要です
- GETステートメント。GETステートメントは,常にOpenステートメントで指定したバッファ容量を読み出します。ファイルの末尾だからといって読み出す容量が減ることはありません。ファイル容量を超えて読み出したデータは切り捨てなければなりません
»固定リンク »490.Excel VBA漂流記(草案) »Excel »Excel VBA
2005-09-09 シャンテビック使ってみました
昨晩,市内ジャスコで「シャンテビック」を購入しました。価格は598円でした。
シャンテビックとはスプレー缶に入ったホイップクリームです。2週間くらい前のサタデー日経(日本経済新聞の土曜日紙面)で紹介されていたのです。早速,食べてみたので感想をお話します。
整髪料みたい
アイスコーヒーのクリームに使ってみました。
シャンテビックの使い方は,「ムース」と呼ばれる整髪料と同じです。缶をよく振ってから食材の上にクリームを吹き付けます。
ホイップクリームをきれいに作るコツは,缶と食材との距離をなるべく縮めることのようです。はじめは勝手が分からず,かなり離れた場所からスプレーしてしまったのですが,そうしたら練り歯磨きをチューブから出したような形のホイップクリームになってしまいました。
距離を縮めてみたら,花びらのようなきれいな形のホイップクリームができました。「具」はかなり勢いよく出てきますが,怯んだら負けなのです。
味はたしかにホイップクリーム
味はたしかにホイップクリームでした。甘さは控えめだと思いました。
スプレー缶から食品が出てくるって,最初はへんな感じがしたのですが慣れの問題のようです。
洗うのが面倒くさい
シャンテビックは冷蔵で保管します。
シャンテビックの欠点は冷蔵庫にしまう前に,いちいちノズルを洗わなければいけないことです。これがなかなか面倒くさいです。もっとも紛いにも食品なので,仕方がないのでしょう。
さて洗わないで放置したらどうなるか興味があるのですが,未知の生物が発生したら困るので興味だけにしておきます(ふめい)。
【追記 4 DEC 2005】 使い終わりました。まだ缶に「具」が残っているのにガス欠で使えなくってしまったような気が。
2005-09-08 悪魔の公開メール
ミニラさん
9月1日の公開メールの続きです。
「Bまでならオッケー」は私のようなホムペ研究者にとって,有意義な企画でした。私は連載を通じてつぎのような研究テーマを思いつきました。これからのホムペ研究における指針となりそうなのです。
<以後,意味不明かもしれないので読み飛ばしてください>
(1) ホムペと報酬系。ホムペは衰退したとされているが,それでもなお長期に渡って運営されているホムペが存在する。これらのいわば「残されたホムペ」の特徴は運営形態が開設当初とまったく変わることがなく,だれが読んでいるのか分からない日記が黙々と更新され続けていることである。掲示板は設置されているものの「カキコ」する人は皆無であり,何が「ホムペする動機」になっているのか外部からは伺い知ることができない。筆者は,ホムペが脳内の報酬系に特異な働きかけをしているものと推測している。彼らは脳内麻薬の虜であり,自分の意思ではホムペを止めることができないのではないだろうか。
(2) ホムペを閉鎖しない人々。近年,ホムペからSNSに移行した人々が急増している。ホムペからSNSに活動の場を移した人々は,ホムペを閉鎖しようとしないことが知られている。彼らはなぜホムペをあえて閉鎖しないのだろうか。SNSが一時的なものだと認識しているからであろうか。SNSが廃れたらホムペに帰って来るつもりなのだろうか。筆者は,SNS のつぎのパラダイムシフトでホムペの住人たちがどのような振る舞いをするかに興味がある。彼らはなぜ手段や道具に振り回され続けてしまうのであろうか。
(3) ホムペから学習できない人々。ホムペが全盛期のころ,高い頻度でサイトの引越しをする人が存在していた。いま同じことがブログでも起きている。ブログの引越し頻度はホムペよりも高いらしく1か月,2か月どころか1週間,2週間で引越しという例も珍しくない。ホムペ時代,引越しばかりする人の行き着く先は「死」であった。ブログでもやはり死が待っているのであろうか。筆者は,彼らの創作物なしに公開する場だけを求める現象に興味がある。彼らはなぜ器ばかりに固執するのであろうか。
2005-09-05 先週の出来事
こんばんは,いつものように先週の出来事を手短に。
喫煙の練習を中止
8月中旬から喫煙の練習をしているというお話をたびたびしてきました。
先週から練習を中止しています。タバコが原因ではないのですが,かなり巨大な口内炎ができてしまったのです。
偉い人が言うには,タバコの煙は発癌性物質だそうです。ただでさえ人体に有害なのに,傷に曝すともっと有害な気がします。タバコを吸う練習が命取りになってはいけないので,喫煙をお休みすることにしました。
傷が治ったら再開しようと思います。
Excel VBA―その後8―
先週,すでにExcel VBAとは関係のない作業をしているというお話をしました。しばらくVBAから離れそうなので今回から「サラサーティ1」と題してお話していきます。
さて「なぜサラサーティ1なのか」と疑問に思った人がいるかもしれません。開発名が「サラサーティ1」なのです。
「どうしてそんな名前なのか」と疑問に思った人がいるかもしれません。困りましたね(なぞ)。
今日は特別サービスです。過去,現在,そして未来の開発名を並べてみれば一目瞭然なのです。
- スキャンティー(2004-9 - 2004-10)
- ロリエ(2004-10 - 2004-11)
- アンネ(2004-12 - 2005-01)
- ウィスパー1(2005-03 - 2005-06)
- サラサーティ1(2005-06 - 2005-11)※作業中
- サラサーティ2(2006-01 - 2006-03)※予定
- ウィスパー2(2006-04 - 2006-06)※予定
- エリス(2006-06 - 2006-09)※予定
- フリーデイ(2006-09 - 2006-11)※予定
余談ですが,いま進めているドキュンたちの調査結果は「ウィスパー2」以降で利用します。
サラサーティ1―その後9―
市内ヨドバシカメラで素材集とフォントを購入しました。
先週は取扱説明書を作っているというお話をしました。それがどういうわけか進化してしまい,DTP(DeskTop Publishing)のようなものになってきたのです。
扱っているものが「主婦も対象」という宿命からか,そこそこ小奇麗でなければなりませんし,取っ付きやすさも必要です。そのためにはどうしても見た目を重視しなければならないのです。もっとも見た目で騙すのは得意なんですけれど(ふめい)。
私はデザインのお勉強をしたことがないので,かなり大変です。でもだからといって,外注するほどでもないので自分でやってしまうことにしました。大した仕上がりにはなりませんが,業界内の平均点が低いのでなんとかなりそうです。
2005-09-03 『たかくんのぷれはぶ』が謎のページに
あの「たかくんのぷれはぶ」を久しぶりに見てみたら,大変なことになっていました。オチは最後にお話します。まずページを開いてみてください。
たかくんのぷれはぶ
http://www1.odn.ne.jp/~aad10080/
ごめんなさい,「ページを開く前に深呼吸しておいた方がいいよ」って言い忘れていました。わざと言わなかったんですけれど(なぞ)。
さて,「池○整体室」という謎のページが現れたのではないでしょうか。このURLは某リンク集に「たかくんのぷれはぶ」として登録されていたものです。
ページの左側には写真があり,日やけした男性が写っています。この人があの鷹くんなのでしょうか。ページのデザインは鷹くんっぽいです。サイト名が変わることは珍しくありませんが,それにしても様変わりしすぎという気がしました。
私は悩みました。「いまはこういう仕事をされているのかしら」とも思いましたが,サイトを乗っ取られているようにも見えました。「Q&A」と書かれたリンクを開いてみたら,どうやら写真の人物は鷹くんではないようです。いったい何が起きているのでしょうか。
調べてみたのですが,どうもページの置き場所を貸しているだけのようです。ファイル名を見るとはっきりします。某リンク集がURLを間違えていたから,整体室のページが出てきてしまったのです。
- http://www1.odn.ne.jp/~aad10080/ ― 整体室
- http://www1.odn.ne.jp/~aad10080/K-purehabu.htm ― 鷹のぷれはぶ
- http://www1.odn.ne.jp/~aad10080/taka.htm ― たかくんのぷれはぶ
余談ですが「たかくんのぷれはぶ」は古いサイト名で,現在は「鷹のぷれはぶ」です。
ファイル名だけを見ると,整体室のページに鷹のぷれはぶが居候しているように見えます。もしかして,整体室のページが元祖なのでしょうか。なんだか謎が深まってきてしまいましたね。(どっちにしろどうでもいい謎なんだけど←ふめい。)
さらに余談ですが,ファイル名の接頭辞でサイトを区別しているようです。「K-」が鷹のぷれはぶ,「F-」が整体室のようです。解析魔としてうれしい発見でした。
2005-09-01 悪魔の公開メール
ミニラさん
夏休み限定企画「Bまでならオッケー」,31日で最終回だったのですね。連載お疲れさまでした。
本当はもっと書きたいことがあったのですが,ちょっと長くなってしまったので後日お話します。
ではまた。