2006-07-25  先週の出来事

先週の出来事を手短に。

作業が捗りません

日中,暑いせいかさっぱり作業が捗りません。だってお日様が燦々と輝いているのに,屋内でだまっているなんてもったいないのです。

筋トレの真似を控えています

毎年この時期に筋トレの真似をすると,夏バテするようです。激しい運動を控えるのと,休息をこまめにとるようにしています。体調を崩してしまうと9月末まで,微熱や消化器の不良に悩まされるのです。

トラックバックスパムに悩まされています

以前もちょくちょくトラックバックスパムが到達していたのだが,7月に入ってから爆発的に増えてきました。なにやら,ペトリ皿で培養されたばい菌のような増え方をしているのです。いまのところスパムサイトをひたすら禁止IPに追加しています。

スパムにも特性があるんですね。調べてみたらトラックバックスパムの被害に遭った記事の4.2%に,50%のスパムが集中していました。明らかに偏りがあるのです。どうしてこのような現象が起こるのか,正確には分かりません。スパムソフトの乱数生成関数の癖が出てしまうのかもしれません。一見,手当たり次第にトラックバックしているように見えますが,そうではないわけですね。オラオラ(ふめい)。

»固定リンク

2006-07-25  虹色シラネーヨ

夏真っ盛りだーヨ

外に飛び出したくなってきたーヨ

クスリをキメて遊びたくなってきたーヨ

»固定リンク »521.虹色シラネーヨ

2006-07-24  ウィスパー3―その4―

ウィスパー3の開発,ようやく終盤戦になってきました。読んでいる人はたぶん一人か二人だと思うので説明がいい加減になってしまいそうですが,はりきっていきましょう。

差の扱いを変更

大掛かりな仕様変更をしました。式の書換えを考えているうちに,どうも現状の仕様ではうまく処理できないことに気づいたのです。

問題は「差」の扱いでした。いままで式が云々という話を散々してきましたが,最終的に何が出力されるのかというと,SQL文が出てくるのです。SQLではそのまんまEXCEPTという演算子が「差」の意味なので,素直に関連付けられると思って何の疑いもなく「差」という演算子を考慮していました。

ところがどうも論理積,論理和,否定で式を処理するのが理に適う気がしてきました。論理演算で差のようなものは,論理積(∩)と否定(¬)で表すことができるはずだからです。そこで「A-B」があったとしたら「A∩¬B」とすることにしました。

書換え規則

論理積(∩),論理和(∪),否定(¬)で表した式をなるべく短くする規則を考えました。以下は書換え規則の一覧です。

入力出力備考
X∪XXR1
X∩XXR2
X∪(X∩Y)XR3(未実装)
X∩(X∪Y)XR4(未実装)
(X∩Y)∪(X∩Z)X∩(Y∪Z)R5(未実装)
(X∪Y)∩(X∪Z)X∪(Y∩Z)R6(未実装)
φ∪XXR7
φ∩XφR8
X∪¬XXR9
X∩¬XφR10

※φは空集合

論理演算の教科書に載っている公式とよく似ています。一部はまったく同じです。おそらく見たことがある人もいると思います。

現在,実装しているのはR1~R2,R7~R10です。R3~R6は実装していません。仕様上,存在するだけです。たぶん出現頻度が低いからです。稼動させてみて頻発するなら実装するつもりです。式の書換えは実行効率をよくするためのものなので,抜けがあっても致命傷にはなりません。

式の書換え

書換え規則を並べてみたところで,これを実際にやるにはちょっとした工夫が必要です。人間の脳みそで考えると「こことここが一緒だから,まとめられる」とか「消せる」と式を見ただけで気づくのですが,現在のコンピュータではそうもいきません。

式は2分木で表しているので,実際にやることは木の枝を切ったりノードを付け替えたりすることです。2分木を使わない方法もありそうですが,思いつきませんでした。

最初に照合元のノード(書換え規則の一覧でいう変数X)を選びます。つぎにX以外のノードについて,おのおの書換え規則と一致するか照合していきます。一致するノードを見つけたら書換え規則に沿って木を書き換えます。

動作概要

<画像の説明>R2の適用例です。例にしては簡単すぎるのですが,図がないとさっぱり意味が分からないのでつけました。

問題はパターン照合の手間です。今回は「式の長さは最大15項」という制限があるので,木はそれほど大きくなりません。実用的な速さで解けるのですが,どうも小奇麗じゃない気がします。本当にこれで良いのかというと腑に落ちないところがあります。

»固定リンク »425.ドキュン生活

2006-07-23  悪魔の公開メール

きゃー,ケツメイシの大蔵たんの悪口を書くと,信者から石が飛んできたり猫の死体を送り付けられたり,大変なことになりそうですよ。

といいながら,まだケツメイシって人気あるのかしら。「夏の思い出」のプロモーションビデオの頃は話題沸騰という感じでしたが,今じゃ騒がれなくなった気がします。

最後に大蔵たんの「どこ」がいいのかという話ですが,私あの人の頭蓋骨の形が好きです(かなり意味不明)。

»固定リンク »530.公開メール

2006-07-23  市内某公園―おさかん娘の巣―

早朝,市内某おさかんスポットを調査してきました。

市内某公園では,虹色業界人たちが交渉成立後にどこかへ行って,また帰ってくるという光景が散見されます。一体,どこへ行っているのでしょうか。そしてその場所では,何が行われているのでしょうか。某公園に一度でも行ったことがある人なら,疑問に思ったはずです。就中,初心者であれば「この公園って死角がまったくない。仮にデキたとして,それからどうすればいいわけ?」と困るはずです。

じつは某公園の周辺には,常連たちだけが知っている穴場があるのです。私はその場所をおさかん娘の巣と呼んでいます。今日はそのひとつを撮影してきました。どんな場所なのかご紹介しましょう。

全景 入り口

<画像の説明>おさかん娘の巣は雑居ビルの谷間にあります。入り口は何の変哲もない光景ですが,中はどうなっているのでしょうか。中に入ってみましょう。【注意】他人の敷地内に,むやみに足を踏み入れると法的にまずいことがあります。真似しないでください。

ビルの谷間

<画像の説明>ビルとビルとの間には砂利が敷かれており,歩くたびにかなり大きな音がします。行き止まりまで進んだら左を向いてみましょう。

ちょっとした空間 ばい菌の培養の残骸

<画像の説明>ちょっとした空間が現れます。広さは10畳ほどです。周囲に照明がないので夜間は真っ暗です。今朝までばい菌を培養していたのか,真新しいゴミが残されていました。今年はこの場所で何人の感染者が発生するのでしょうか。大変,恐ろしいことです。

上空の様子

<画像の説明>見上げてみるとまさにビルの谷間です。周囲からは死角になっているのです。

今日は都市に潜む秘境を紹介しました。勘違いしてほしくないのですが,この場所に入り込んで,おさかん行為に励むことを勧めているのではありません。むしろ勝手に入ってはいけませんし,辺りを汚して帰るなんて以ての外です。

私は調査員なので,現代のおさんぽ文化を記録して後世に伝える義務があります(どこにそんな義務があるのかどうかはさておき)。あくまで資料を作るために撮影に挑んだのです。内容はともあれこれは郷土研究の一種なのです。

関連リンク

»固定リンク »101.野外系

2006-07-23  クロネコ兄貴隠し撮り・捕獲されたクロネコ兄貴たち

素人パパ隠し撮り・魅惑のインターホン」の続報です。その後,クロネコ兄貴たちの捕獲に成功しました。正確にはほとんどクロネコ以外の業者の方だったのですが,職種は同じなのでひと括りに「クロネコ兄貴」ってことにしましょう。

クロネコ兄貴を捕獲してみて少々。人件費の問題だと思いますが,若い人が多いと思いました。兄貴というよりも「少年」という風貌の人が多かったのです。残念ながら「パパ」は皆無でした。あえて名指ししませんが,がっかりした人がいるかもしれませんね。

1

<画像の説明>事務機メーカーの人です。本棚を運んでくれました。画像では分かりませんが,かなり強そうでした。いかにも体育会系という感じで快活な方でしたよ。

2

<画像の説明>少年です。この子は何を運んでくれたんだったっけ。忘れてしまいました。

3

<画像の説明>この子も少年でした。写真写りがかなり悪いのですが,実物はかなり上質。しかも頼んでもいないのに,やたらと肌を露出させていました。たぶん勝手に脱いじゃうような性格なのだと思います(ふめい)。その手の業界では高く売れそうな雰囲気でした(有害)。

4

<画像の説明>美白歯磨きを届けてくれました。この子も20代前半くらいだったと思います。最初「小熊かな」と思いましたが,お会いしてみるとそれほど毛深くありませんでした(なぞ)。それからこの人,クロネコじゃないのに「宅急便です」と言っていました。正確な業者名を名乗っていただきたいものです。どうでも良いって言えば,どうでも良いのですけどね。私ほど非常識じゃありませんし(再三なぞ)。

関連リンク

»固定リンク »107.魅惑のインターホン

2006-07-22  突撃ホムペ情報局―“鷹のぷれはぶ”が大人のカラダになって復活―

あの「鷹のぷれはぶ」(旧「たかくんのぷれはぶ」)の日記が,2006年7月13日から更新されています。しばらくホムペをお休みしていたようなので,「鷹くんってだれ?」という人もいるかもしれません。初めての人は,ぜひぜひ覗いてみてください。なぜいま更新を再開したのか,気になる心境も綴られていますよ。

鷹のぷれはぶ
http://www1.odn.ne.jp/~aad10080/K-purehabu.htm

もしかしたら,ほかのホムペたちにも変化が起き始めているのかもしれません。調査が必要ですね。俄かに忙しくなってきました。

»固定リンク »510.ホムペ情報局

2006-07-19  某ナイトに行ってきました

連休中の出来事です。報告が遅れましたが,市内某所の某ナイトに行ってきました。記録によると,この手のイベントに参加したのは2004年4月,新宿ACEの「スーツナイト」以来です。

今回の某ナイトですが,かなり参加者が入れ替わっていましたね。ああいう場所も固定層と浮動層に分かれるらしく,いつも見かける人たちと,初めて見る人たちにはっきり分かれていました。

今回はビール2杯だけにしました。以前,狂ったように飲んで本当に狂ってしまったので,ほどほどにしたのです。(シラフでも狂っているという指摘はしないでください。)

特に事件らしい事件はありませんでした。あえて言うなら,お酒が天井から降ってきたことでしょうか。ああいう場所では,椅子に座ったらお酒がこぼれていてお尻がぬれてしまったり,どこからともなくお酒が降ってきたり,よくある話しです。

»固定リンク

2006-07-17  mixiのプロフィール画像は難しい

mixiのプロフィール画像を差し替えました。と言いながらも,5月に差し替えた画像を再レタッチしただけです。

どうもmixiのプロフィール画像は難しくて困ります。私は無背景でしかも背面が光っている画像が大好きです。ところがそんな画像を載せている人はあまりいないので,傍から見て異様なのです。本格的に頭がおかしいか,必死すぎて悲惨な人みたいに見えてしまうのです。

今回も最初は気合を入れてレタッチしてみました。でも,いざmixiに貼り付けてみるとどうでしょう。光りすぎていて無気味でした。しかたかがないので,ちょっと控えめなやつに差し替えました。

»固定リンク »820.mixi

2006-07-16  Sony Ericsson A3014Sもうだめかもしれない

久々の携帯電話ネタです。愛用しているA3014Sの調子がかなり悪いです。(余談ですが以前,公開した「ビデオグラム『おさんぽ練習帳・いまヒマなんで2003年初夏』」の冒頭に出てくる電話です。)

もうだめかもしれません。以下は現象が発生してから復帰するまでの過程です。

  1. キー操作していると突然,画面が真っ暗になる(バックライトが消える)
  2. バックライトが消えたまま画面が不正表示になる。全面が真っ白,画面半分が真っ白になることが多い
  3. アンテナピクトの本数が0本になる
  4. 時計の秒の表示が「31→30→33」みたいに揺れる
  5. バックライトが点灯し待ち受け画面に戻る
  6. 復帰後,「マイセレクト」が初期化されている

はじめてこの現象を発見したのは,半年ほど前でした。気が付いたらマイセレクト(よく使う機能を登録しておいて,少ない打鍵で機能を呼び出す機能)が初期化されていたのです。そのときは「仕様かしら」と思ってあまり気にしなかったのですが,徐々に発生頻度が増えてきました。最近では,かなり高い頻度で発生するようになりました。

リセットしているように見えるのですが,「そう見える」というだけで実際に何が起きているのか定かではありません。ソフトの異常ではなくてハードの異常のような気がします。電源が入らなくなるまで壊れると,中のデータを取り出せなくなりそうなので,いい加減に機種変更した方がよいのかもしれません。

関連リンク

»固定リンク »400.デジタル

2006-07-14  市内大衆浴場―OR∀NG∃ R∀NG∃僻地のお風呂で大爆発―

某日,市内某スーパー銭湯を調査してきました。

ひとりの少年

私がお風呂についたのは午前1時をすぎた頃でした。さすがに深夜ともなると浴場内の人影は疎らでした。そのお風呂は市内の僻地にあるのですが,周辺地域の治安が悪いせいか,早い時間だと体に絵のある人が大勢いるのです。

さて露天風呂を楽しんでいると,入り口のドアがさっと開き一人の少年がやってきました。その少年は小柄で短めの茶髪,体はほっそりとしていました。OR∀NG∃ R∀NG∃の歌っている人(名前は知らない)に似ていると思いました。

ところで,どうもそのOR∀NG∃ R∀NG∃クンには違和感がありました。若そうに見えたのですが肌の質感がおかしい気がしたのです。決して勘違いではありませんでした。OR∀NG∃ R∀NG∃が椅子に腰掛けたとき,お腹が重力に引っ張られてとんでもない垂れ下がり方をしたのです。お腹の崩れ具合はどうみても30代後半だったのです。

OR∀NG∃ R∀NG∃に誘われる

そうやってOR∀NG∃ R∀NG∃を観察していたわけですが,気があると思われてしまったのかもしれません。OR∀NG∃ R∀NG∃は,軽く流し目をすると露天風呂から立ち去りました。そしてドアを閉める直前にこちらをチラっと見ました。OR∀NG∃ R∀NG∃は,まるで捨てられたチワワのような目をしていました。

OR∀NG∃ R∀NG∃の後を付いて行ってみると,3階のトイレで息を潜めているようでした。説明が遅れてしまいましたが,2階浴場から3階のアロハ・ムームーへ行く階段の隣にトイレがあるのです。

どうもこのお風呂では,浴場で物色して3階のトイレに誘って,トイレの個室でおさかんという段取りなのですね。いやはやOR∀NG∃ R∀NG∃に教えられました。でも私はあくまで調査員なのでOR∀NG∃ R∀NG∃を放置することにしました。(いつものことですが,迷惑でごめんなさい。)

深夜の大安売り

時刻は午前3時をすぎました。この時間帯になるとなぜか大安売りが始まります。手ぶらで帰るのが寂しいのか,いままで散々,綺麗ぶっていたくせに「だれでもいいからどこでもおさかん」という姿勢に急変するのです。(ばい菌部屋も同じ傾向があると思います。興味深い現象です。)

私は3階アロハ・ムームー(仮眠室兼ロッカー)を調査することにしました。アロハ・ムームー内の様子は,想像以上でした。

寝床ではばい菌の培養が繰り広げられ,ロビーの椅子には三人が腰掛け,なんと「大会」が開催されていました。そこにはさっきのOR∀NG∃ R∀NG∃の姿があったのですが,すでに爆発していました(ふめい)。OR∀NG∃ R∀NG∃は僻地のお風呂で大爆発していたのです。

私は「この子ってやっぱり若くないんだわ」と再認識しました。おさかんスポットで先陣切って振舞えるのは30代からです。よっぽどの安物でない限り,10代・20代でそんなことをする人はまずいません。

決してOR∀NG∃ R∀NG∃を軽蔑したのではありませんよ。むしろ「この人は遊び方を分かっているわね」と感心したのです。たまに40代にもなって「ワタシあんな下品な真似できない」などとカマトトぶっている老女がいます。そんな人は社会にとって負債でしかありません。

ひとつの目標のために,知らない者同士が力を合わせるって,すてきなことだと思います(なぞ)。「現代人は他人に無関心」なんてたまに耳にしますが,そんなことはありません。このお風呂では関心がありすぎて,困ってしまうくらいでした。

»固定リンク »102.お風呂

2006-07-12  ウィスパー3―その3―

だんだんと小難しい話しになってきました。廃刊になったOh!Xに載っていそうな内容になってきましたが,気にしないでください。

式の表現

前回は字句解析と構文解析により,式を表す文字列を因子(<英>factor)に分解しました。もちろん,ただバラバラにしただけではだめです。コンピュータで「式」として扱えるように,なんらかの決まりに則ってデータを格納しなければなりません。

今回は2分木で式を表すことにしました。この方法は定番中の定番です。ちょっと厚めのアルゴリズムの教科書になら,必ず載っています。

A+B-C*D(後置記法ではAB+CD*-)の2分木表現

<画像の説明>A+B-C*D(後置記法ではAB+CD*-)の2分木表現。

本来なら2分木の性質や,木を組み立てる前に中置記法で表した式を後置記法に変換する方法にも触れた方がよいのでしょうけれど,細かな説明は省略することにします。業界の人であればだいたい察しが付くはずなのと,目眩がしそうな話しなのでやっぱり触れないでおきます。

BNodeクラスとFactorクラス

データ構造のお話しです。今回は2分木を表すためにBNodeクラスを導入しました(BNodeのBにはBinaryという意味を込めています)。また因子を表現するためにFactorクラスを導入しました。

BNodeクラスならびにFactorクラスには,等価判定とオブジェクトをコピーするための便利なメソッドを付けました。「妙にJavaっぽいな。実装はPerlなんですよね?」と思った人がいるかもしれません。それは何かの錯覚でしょう(ふめい)。

BNodeクラスとFactorクラス

<画像の説明>クラスの定義のようなものです。Microsoft Visioでちょこちょこっと描いてみました。

余談ですが,BNodeのvalueはFactorオブジェクトでなければなりません。クラス間の結びつきが強すぎるのかなと思いましたが,BNodeは汎用的なクラスではないので今回は「良し」としました。

宿題の進み具合

»固定リンク »425.ドキュン生活

2006-07-09  市内大衆浴場―仮眠室のぬし―

某日,市内某スーパー銭湯を調査してきました。

某スーパー銭湯とは

そのスーパー銭湯は,私が「おさんぽデルタ地帯」と呼んでいる地域の真ん中にあります。デルタ地帯は市内の僻地に位置するので,そのスーパー銭湯も市街地から外れた場所にあります。

午前0時,私は某スーパー銭湯に到着しました。お風呂は3階建てになっており1階が駐車場,2階が受付と浴場,3階が仮眠室になっているようでした。事前情報によると,3階の仮眠室で虹色業界人たちが派手にばい菌を培養しているのだそうです。

噂は時として,一人歩きするものです。本当はどうなのでしょうか。私はまず3階を調査することにしました。浴場には階段があり,階段を上ると3階へ行くことができました。

アロハ・ムームーにて

階段を上ってみると,入り口のドアに張り紙がしてありました。なんでもその部屋の名前は「アロハ・ムームー」なのだそうです(変わった名前ですよね)。さらには「全裸のままご利用いただけます」と書かれていました。どうやら裸のまま入っても良さそうです。私はドアを開け,中に入ってみました。

アロハ・ムームーは,もうひとつの脱衣所でした。ロッカーと休憩するための椅子が置かれており,奥まった場所には寝床も用意されていました。噂どおりの展開だなと思いました。

寝床にはすでに数人が横になっていました。しかも全裸のまま寝ている人もいました。少しおかしな気がしましたが,入り口の張り紙に「全裸のまま――」と書かれていたので,そういう場所だとしか言いようがありませんでした。人は集まっていたものの,とくに活動している様子はなかったので,私は浴場へ戻ることにしました。

仮眠室のぬし

午前2時をすぎた頃でした。浴場内の虹色業界人たちの行動が,俄かに活発になってきました。3階アロハ・ムームーのドアが頻繁に開いたり閉じたり,忙しくなってきたのです。いったい何が行われているのでしょうか。私は再び3階へ行っていることにしました。

アロハ・ムームーに入ってみると,意外にも人の気配がありませんでした。さっき入った人は帰ってしまったのでしょうか。寝床には数人が横になっているようだったので,私は椅子に腰掛けて聞き耳を立ててみることにしました。

しばらくして背後に突如,人影が現れました。その人物は20代半ばくらいだったと思います。髪の毛が肩あたりまで伸びており,楠田枝里子の古い髪型に似ていると思いました。

事前情報によると,仮眠室には主が生息しているのだそうです。この人物がその主なのでしょうか。あれこれ考えている余裕などありませんでした。雰囲気が常軌を逸している気がしたので,私はすぐに逃げ出しました。こういう場所では「どうなるのかな?」などと,のんきなことを言っていると某ばい菌に感染してしまうのです。

以後は,自宅に帰った後のお話しです。以前,某T∀CO様が「ばい菌部屋の暗闇には目が退化した生き物が生息している」という話しをしていたことを思い出しました。仮眠室の主も目が退化していたのでしょうか。

私は翌週も某スーパー銭湯を調査してみることにしました。

☆次回のお話しは「市内大衆浴場―OR∀NG∃ R∀NG∃僻地のお風呂で大爆発―」です。

»固定リンク »102.お風呂

2006-07-09  コギャル'97から読み解くWeb2.0の真意

昨年末あたりから「Web2.0」というコトバを耳にする機会が多くなってきました。私,いまだにこのWeb2.0とやらがよく分かりません。調べてみると2.0の前に1.0と1.5もあったというではありませんか。いったい,いつの間にできたのでしょうか。

それでも私なりにWeb2.0の傾向と対策をまとめてみましたよ。

結局,私が過去に提唱していた「コギャル'97」と,似たようなものなのではないかと思います(なぞ)。ホムペたちの種類を説明するために,「第1世代ホムペ」の定義をしたこともありましたね。みなさん鳴り物入りで登場したコトバには気をつけましょう。

関連リンク

»固定リンク

2006-07-06  パパの体臭を100文字以内で説明してください

市内某スポーツクラブにて,上半身の筋トレの真似をしてきました。

今日のスポーツクラブは閑散としていたのですが,ラットマシンだけがどうも空きませんでした。「だれが使っているのかな」と思って覗いてみたら,いつもの香山リカ似の女(以下,香山先生)でした。今日の香山先生は,刑務所から脱獄でもしてきたのでしょうか。縞模様のシャツを着ていました。

さて,以下はマシンジムからロッカー室に戻るときのお話です。私は階段付近で「いい匂い」が漂っていることに気付きました。目の前にいるパパの体臭のようでした。

私は,○○○○たん(本人の名誉のためいちおう伏せ字にしました)が以前,話していたことを思い出しました。なんでも○○○○たんは匂いが大好きなのだそうです。もし○○○○たんがこの場にいたら,パパの体臭を満喫したに違いありません。

「○○○○たんの代わりに,いまパパの体臭を嗅げるのは私だけ。思いっきり吸い込んで感想文を書かなければ」と思いました(ふめい)。すばやくパパの背後に忍び寄って,「クンクン」することにしたのです。もちろん,「クンクン」なんて音を立てたら,パパに不審がられてしまいますよね。こっそりと,それでいてじっくり嗅いできました。

ロッカー室にて,パパの体臭の感想を考えることにしました。ところが,どうでしょうか。私は香を説明する語彙を持ち合わせていないことに気付きました。クンクンするまでは良かったのだが,伝える術を知らなかったのです。

そしてさらに閃きました(←デンパを受信したのかもしれません)。M・グラッドウェル著の“第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい”という本の内容を思い出したのです。この本の中で,味覚を的確に説明するためにはかなりの訓練が必要で,素人がそれをするのは不可能という話が載っていました。「匂いも同じなんだな」と思いました。

今日,私はパパの体臭を100文字以内で説明できる人間になりたいと思いました(←どこまで本気なのやら)。

»固定リンク

2006-07-06  ひさびさの華原朋美さん

5日に放送された「NHKスタジオパークからこんにちは」を観ました。「朋ちゃん」こと華原朋美さんがゲストとして出演していたのです。朋ちゃんを久しぶりに観た気がしました。すごく健康体になりましたね。

しかしながら,一時期の魅力はすっかり失せてしまったようです。

90年代半ばの朋ちゃんは,危うさで満ちていました。「本当はこんなキャラやるのはイヤ。でも会議で決まったことなのでがんばります」「今日は体調悪いけど,さっき注射打ったので2時間なら持ちます」みたいな,生き地獄に曝されているかのような様が見え隠れして,とても魅力的だったのです。

振り返れば朋ちゃんの待遇って,日を追うごとに悪化していましたね。「save your dream」あたりから,「この曲って素で歌えるものなの?」と心配になることが多くなってきましたし。まるで「梯子を掛けてもらって屋根に上ったものの,いつの間にか梯子が取られていて,下りられなくなってしまった人」のようでした。

朋ちゃんの場合は屋根から転落したものの,自力で這い上がることに成功したので,それはそれで良かったと思います。

関連リンク

»固定リンク »620.アイドル芸能

2006-07-03  BIGLOBE www2sサーバのタイムゾーンが突如変更されたようです

異常を検出しました。日本時間13:13:43以降,BIGLOBE www2sサーバのタイムゾーンがなぜかGMT(グリニッジ標準時)に変更されてしまったようです。以下その瞬間のログです。

[03/Jul/2006:13:13:03]
[03/Jul/2006:13:13:43]
[03/Jul/2006:04:13:43]
[03/Jul/2006:04:32:45]

設定ミスなのか,はたまたサーバの設置場所が本当に変わったのか,原因は不明です。www2s.biglobe.ne.jpの中には,CGIスクリプトが誤動作しているサイトがあるかもしれません。見つけてもイタズラしないでくださいね。【追記 4 JUL 2006】 スクリプトの冒頭で $ENV{'TZ'} = 'JST-9'; として,ローカル時のタイムゾーンを明示的に指定すればこの問題を回避できます。

»固定リンク »800.サイト広報室

2006-07-02  スポーツクラブの人々2006夏

日中,市内某スポーツクラブで下半身の筋トレの真似をしてきました。体脂肪率は16.6%でした。(この頃ちょっと落としすぎかもしれません。)

さて今日は,私が通っている某スポーツクラブの最近の様子をお話します。

美少女モデル

びっくりするくらいの美人を二人確認しています。たぶんモデルさんだと思うんですよ。どちらも同時期に現れたので,職場の関係で通っているのかもしれません。特徴を少々。

彼女達のトレーニングの内容ですが, 30分から1時間くらい歩いて,そのあとマシンと腹筋台を使って腹筋を引き締めているように見えます。

香山リカ似の女

胡散臭い黒ぶちのメガネを掛けた40代の女性です。私は勝手に「香山先生」と呼んでいます。

香山先生はどうも見栄っ張りらしい。女性なのに男性並みの重量を持ち上げようとするのです。当然ムリらしく腹筋のマシンでは足が浮いたり,ガッチャン・ガッチャン激しい音を立てたりしています。

私は香山先生の被害に遭いました(なぞ)。ショルダープレスをしているときに,「オラっ,オマエどけよ」みたいな視線を浴びせられたのです。ちょっとドキっとしたものの,普通に3セットやりましたけどね。香山先生の黒ぶちメガネに怯えてはいけないのです(ふめい)。

最近見掛けないあの人たち

»固定リンク »230.スポーツクラブの人々

2006-07-01  ウィスパー3―その2―

今回のお話は,役に立つ人がいそうなので詳しく書きました。意味が分からない人には,怪しげな暗号のように見えるかもしれませんが,気にしないでください。

Perlでyaccを使うには

今回はkmyacc(多言語対応LALRパーサー生成系)を使わせていただきました。kmyaccはPerlにも対応しているのです。

kmyaccを使うには,まずソースファイルをコンパイルして実行ファイルを得なければなりません。WindowsではCygwin環境(Windowsで動作するUNIX系OSの擬似環境)を導入してmakeすれば,実行ファイルを得ることができます。

私,Perlのyacc以前に,素のyaccをまともに使ったことがありませんでした。参考書としてオライリーの「lex&yaccプログラミング」のお世話になりました。いつもの動物本シリーズです。

この本に書かれている例はC言語なのですが,今回使う処理系はPerlです。Perlのお約束と照らし合わせるのにやや苦戦しました。最初はまったくわけが分からなかったので,Cのyaccをまず使ってみて,Perl版との相違を調べることからはじめました。

kmyaccを使ってみて,気づいたことを箇条書きにします。

詳しくはkmyaccのサンプルプログラムを見れば分かるはず。

ちなみに「Perlのyaccがあるのは分かったけれど,Perlのlexは何処に?」と思った人がいるかもしれません。Perlのlexはどうもなさそうです。今回は字句の解析を自前ですることにしました。

どこまでが字句解析で,どこまでが構文解析か

以下は字句と構文の一般的な話です。kmyaccの話ではありません。

作ってみて,役割分担が曖昧になってしまうのが気になりました。

例えば「1 AND 1」を還元する式を考えてみます。数値と演算子の間には「空白」があるので(また空白で区切らなければいけない,という決まりにしたので),構文は「NUMBER SPACE AND SPACE NUMBER」としても良さそうだし,空白(SPACE)を前処理で取り除いて「NUMBER AND NUMBER」としても良さそうです。

最初は前者の方法を採用していました。でも「空白が2文字以上続いた場合」「前後と末尾に空白がある場合」なども字句と構文で意識しなければならなくなってしまって,どうも「これではうまくいきそうない」と思いました。

参考書(前出の動物本)を読んでみたところ,空白は字句解析の前に処理してしまった方がよいのだそうです。処理手順は「字句解析」「構文解析」の2段階でよいのかと思ったら,どうも字句の解析の前にもう1段階必要だったのです。

文脈の保持

文脈をどうやって扱うのか悩みました。

仮に「2006」という文字の並びがあったとします。これを数値として解釈させるのか,文字列として解釈させるのか,はたまた日付として解釈させるのかは,前後の文脈に依るわけです。

字句解析のコード中に,文脈を保持する変数を導入して,値で場合分けしたらうまく書けました。

今後の課題

以前もお話しましたが,ウィスパー3では集合演算をDB中のレコードに適用します。まだまだ未解決の問題が山積みなのです。

関連リンク

»固定リンク »425.ドキュン生活

2006-07-01  調査員,性感染症の危機

某日,某お風呂を調査してきました。最近,異様に出会い量が多いのですが,その日はお風呂に入って,なんと30秒ほどで誘われてしまいました。どこからともなく少女がやってきて,大胆に見せ付けてきたのです。いやはや,びっくりでした。

いつもは調査員という立場で潜入しているので,お誘いはすべて断わっています。でも「せっかく声が掛かるのに,断わってばかりでは機会を逃しているのかな」と思って軽くからかってみることにしました。

そそくさと個室に移動したまでは良かったのだが,電球の明かりに照らしてみて「あらーん」と思いました(ふめい)。ちょっと病気っぽい子で,○○○○にブツブツが出来ていたのです。よく医学書に「○○の症例」って写真が載っていますけど,それとよく似た様子だったのです。

だからといって,さっさと撤収するわけにもいきませんよね。仕方がないので,なるべくブツブツに触れないようにしました。しかも特別,遅い子だったらしく,後半はセルフサービスにしてもらいました。

さて,あのブツブツがなんらの病巣だったのか,正確には判断できませんでした(私,医者じゃないし)。とにかく,ああいう場所では「ばい菌に侵されている」という前提で事に当たらないと,大変なことになるのです。

その子が帰ったあとにしばらくお風呂に浸かっていたら,またべつの子から誘われてしまいました。でももう面倒だったのと,立て続けに2回は無理だったので(←はっきり言いすぎ),曖昧にして帰ることにしました。曖昧にしたのが悪かったのか,事後に「WANTED」されてしまいました。「短髪で髭の人」って書いてありました。

まったく出会いすぎて困ってしまいます。流れに身を任せてしまうと,本当に病気になりそうなので,気を引き締めていこうと思います。今年は確実に当たり年だと思います。でも反動で来年まったく売れなくなってしまったら,どうしようという不安もあります(なぞ)。

»固定リンク »102.お風呂